車のナンバープレートのひらがなに意味があるって知ってた?
2019/03/03
ナンバープレートを見ていると「あ」とか、「た」とか、「な」といったひらがなが書かれていますよね。
実はこれ、適当に割り振られているわけじゃないんです。あることを区別するためにちゃんと意味を持っています。
そこで今回は、車のナンバープレートのひらがなの意味をご紹介したいと思います。
ナンバープレートのひらがなの意味
ナンバープレートに書かれているひらがなは、車の登録形態、つまり用途を表しています。
用途とは、
- 自家用
- 事業用(営業車や社用車のこと)
- 貸し渡用(レンタカーのこと)
- 駐留軍人用車両
のことです。
なので、ひらがなの部分を見れば「あ、この車レンタカーだな!」みたいな感じで外から確認することができます。
では、実際に用途ごとにどんなひらがらな使用されているのか見ていきたいと思います。
普通車と軽自動車では若干異なるため、普通車から解説していきますね。
自家用
自家用の場合は、
- さ行
- た行
- な行
- は行
- ま行
- や行
のひらがなが割り振られています。
事業用
事業用の場合は、
- あ行
- か行
- を
のひらがなが割り振られています。
貸し渡用(レンタカー)
レンタカーの場合は、
- 「わ」
- 「れ」
のひらがなが割り振られています。
「わ」ナンバーに関してはご存知の方も多いのでは!?
駐留軍人用車両
駐留軍人用車両の場合は、「よ」が割り振られています。
軽自動車の場合
軽自動車のひらがなは以下の通りです。
- 自家用:あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、を
- 事業用:り、れ
- 貸し渡用:わ
- 駐留軍人用車両:A、B
使用されないひらがなもある!
ナンバープレートには、50音全てが使用されるわけではありません。
次の4つのひらがなは使用されないんです。
使用されないひらがな | 使用されない理由 |
「お」 | 「あ」と「お」を間違えそうだから。代用として「を」が使われています |
「し」 | 「死」を連想するから。ホテルなんかでも使われないですよね |
「へ」 | おならを連想するから |
「ん」 | 単純に言いにくいよねって話 |
この辺の雑学は、飲み会とかの話のネタにも使えそうですよね!笑
ひらがなは選べるの?
中には、ナンバーの数字を指定するように、ひらがなを指定したい方もいると思います。
しかし、残念ながら希望のひらがなを指定することはできないんです。裏技などもありません。
こればかりは交付される順番によって決まるので、望みのひらがなは運任せになってしまいます。
希望ナンバーは、「○○-○○」に当てはまる4桁の数字だけ選ぶことができます。
まとめ
ナンバープレートのひらがなは、その車の使い道を一文字で表しており、それぞれ用途によって割り振られ方が違います。
また、ひらがなの意味以外に、ナンバーは「3ナンバー」や「5ナンバー」と呼ばれることがあります。
この意味がわからない方は、「3ナンバーと5ナンバーの違いや意味」の記事しているのでチェックしてみてください。