車のタイヤはひび割れしたまま走行しても大丈夫?原因と一緒に紹介
2019/02/05
タイヤの側面がひび割れしているけど、このまま乗り続けても大丈夫?
それとも今すぐ交換した方がいい?
こんなことで困っていませんか?
タイヤの溝は残っているのに、側面にひび割れがあると不安になりますよね。
ここでは、車のタイヤがひび割れしたまま乗っても大丈夫なのかとひび割れする原因をご紹介しています。運転するのが不安な方は参考にしてくださいね。
ひび割れしたタイヤで走行していいの?
さっそく結論からお伝えしますと、ひび割れしたまま走行するのは危険です。
タイヤの側面はおよそ5mmしかありません。たったの5mmです。なので、ひび割れしたまま走行していると、いつ破裂(バースト)するか分かりません。
私からしたら、命綱無しで高層ビルを綱渡りしているようなものです。
停止している状態ならまだいいですが、走行中に破裂したら大きな事故につながる恐れがあります。もし事故を起こせばあなたの人生が終わることもあります。誰かの人生を奪うこともあります。
そんなの嫌ですよね。
タイヤは「止まるために絶対必要なパーツ」なので、ケチったりしないでください。例え、タイヤの溝が残っていても、今すぐ交換することをおすすめします。
素直に交換した方が損しない
もしパンクしたときに、あなたはスペアタイヤに交換できますか?できない場合はロードサービスを呼ばなくてはいけません。
そうすると本来はタイヤ代だけで済むはずだったのに、レッカー代などで余計なお金を数万円使うことになります。
参考としてJAFのレッカー代を見てください。以下の通りです。
- 基本料:8,230円
- 作業料:4,650円
- けん引料:1kmにつき720円
このように最低でも13,600円かかります。夜間や高速道路だとさらにお金がかかります。
最初から素直にタイヤ交換していたらかからないお金です。レッカー代にお金をかけるのは確実に損です。
タイヤの側面がひび割れする原因
原因は2つあります。
- 経年劣化によるもの
- 空気圧不足による走行
経年劣化によるもの
1番の原因は経年劣化です。タイヤは頑丈そうに見えますが、太陽光(熱・紫外線)や冷気などによって時間とともに劣化していきます。
輪ゴムも放ったらかしていたら、いつの間にか劣化してプチプチ切れますよね?これと同じです。
なので「そんなに走っていないのにー!」と思っても関係ないんです。タイヤの寿命は約4年とされているため、走行距離に関わらず劣化していきます。
空気圧不足による走行
空気圧が足りないタイヤは、押しつぶされた風船のように車の重みで少し潰れている状態になります。
潰れたままだと側面に圧がかかってしまうので、ひび割れが起こりやすくなります。
これは防止できることなので、タイヤの空気圧はこまめに入れるようにしてください。私は1ヶ月に1回はガソリンスタンドで入れていますよ。
空気圧の調整が分からない方は、以下の記事をチェックしてみてください。
>>タイヤの空気圧をガソリンスタンドで調整してもらうときのポイント
タイヤワックスもひび割れの原因になる!?
タイヤに艶を出すためのタイヤワックス。車が綺麗に見えるようになるので、使っている方も多いと思います。
そんなタイヤワックスなんですが、「油性」と「水性」の2種類あります。
油性ワックスは、値段が安く艶がよく出て長持ちしますが、タイヤの劣化に影響を与えるとされています。
水性ワックスは、艶があまり出ず長持ちしませんが、タイヤに与える影響は少ないとされています。値段は油性ワックスよりも高いですが、少しでも長持ちさせるなら水性を選ぶ方がいいですよ。
ひび割れしたタイヤでも車検に通る?
意外なことに、ひびや亀裂が内部のコード層に達していない場合は車検に通ります。だからと言って、確実に安心できるわけじゃありません。
いつ破裂するか分からない状況には変わりないので、早めに交換することをおすすめします。
CHECK
タイヤの溝は1.6mm未満になっていたらアウトという基準があります。
まとめ
タイヤがひび割れしたまま走行するのは、破裂する恐れがあるので危険です。寿命が来たと思って早めに交換することをおすすめします。
今後、タイヤのひび割れを防止するには、空気圧不足にならないようこまめ調整したり、水性のタイヤワックスを使うことです。
また、できるだけ安くタイヤを交換をしたいときは、以下の記事も読んでみてください。タイヤを安く買う方法を紹介しています。