車一括査定の注意点10個!ポイントを見ながらチェック!
2020/04/05
車の一括査定サービスは便利ですが、知っていた方がいいこともあります。スムーズに利用するためや、失敗を回避するためです。
ここでは、車の一括査定を利用するときの注意点をまとめていますので、しっかりチェックしてくださいね。
申し込み前と申し込み後に分けてご紹介しています。
車一括査定の注意点(申し込み前)
査定依頼を一社に絞らない
最初に1番重要なポイントからお伝えしますね。
一括査定を利用するときは、査定依頼を一社に絞らず複数の買取店に査定してもらうのがポイントです。
そうすることで、他社がいくら査定額をつけてくれるかを比較できます。つまり、車が高く売れる可能性をグンと上げられるわけです。
車を売却するときは、ディーラーに下取りに出すよりも買取店に買い取ってもらう方が高く売れるのですが、買取店によっても査定額に差が出てきます。
その中で、1番高い査定額を提示した買取店に売るのがコツです。
一社に査定してもらうのは30分程度しかかかりませんので、できれば最低でも3社に依頼したいところです。
あらかじめ日程を把握しておく
一括査定を申し込んだら買取店から電話がかかってきて、実際にあなたの車を査定する日時を決めます。
このとき、あらかじめ査定してもらう日と時間帯を決めておくと話がスムーズに進みます。とくに時間帯を細かく決めているといいかもしれません。
たとえば3社に依頼するときは、
時間帯 | 査定依頼 |
13:00〜14:00 | A社 |
14:00〜15:00 | B社 |
15:00〜16:00 | C社 |
のような感じです。
査定してもらう場所は、自宅でも指定した場所でもOKです。わざわざ店舗に訪れなくても無料で査定をしに来てくれます。
複数の業者から電話がかかってくる
注意というわけではないですが、一括査定を申し込むと複数の買取店から電話がきます。
地域差もありますが、4〜5社ぐらいからは電話がかかってくると思います。そのつもりで対応してください。
ただ、言い換えればそれだけ高く売れるチャンスなんですけどね。
必要書類が揃っているか確認する
車を売却するときは、以下の4つの書類が必要になります。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 自動車税納税証明書
「車検証」「自賠責保険証明書」「リサイクル券」は、3つセットで車のダッシュボードの中に入っているはずです。
問題は「自動車税納税証明書」です。領収書がスーパーで貰うレシートぐらいしか無いので紛失してしまうケースが少なくありません。
その場合、再発行してもらわないといけないので、しっかり保管しているかチェックしてください。
もし、紛失して再発行しないといけないときは、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
念のために伝えておきますが、自動車税は未納のままだと売却できませんので気をつけてくださいね。
実印を持っているかチェックする
軽自動車を売却する方は必要ないので、読み飛ばしてください。
普通車を売るときは、名義変更手続きをするときの「委任状」や、所有者を変更する「譲渡証明書」に実印を使います。
それと、発行から3ヶ月以内の「印鑑証明書」も必要になります。
なので、実印を持っていない方は早めに作っておいた方がいいですよ。ハンコ屋さんかインターネットで注文できます。
また、実印は住民登録をしている市区町村の役所で「印鑑登録」をしないと効力を発揮しないので覚えておいてください。登録は数百円でできます。
車一括査定の注意点(申し込み後)
その場で即決しない
自分が思っていた査定額より高かったとしても、その場で売却を決めないことです。
理由は先ほども大事なポイントでお伝えしたように、他社が提示する査定額を比較するためです。
業者によっては、その場で即決を求めてきたり、今決めて頂けたら○万円で買い取ります!などと言ってきたりしますがスルーしましょう。
「他にも査定をお願いしているので」みたいなニュアンスで断れば問題ありません。
もちろん、最後に査定してもらった業者が好条件で納得できれば、その場合は即決してもいいと思います。
営業マンに言いくるめられない
相手はプロです。先ほどの項目と若干かぶってはいますが、ほぼ毎日車を買い取っている営業マンなので、口が上手いのは間違いありません。
大手では聞いたことがありませんが、地域にあるマイナーな買取店だと専門用語を並べて買い叩くこともあるそうです。
もし、マシンガントークで攻めてくるタイプの営業マンに当たっても、冷静に対応すれば問題ありません。
あなたが納得して売るのが1番です。
希望価格はなるべく言わない
査定額を聞く前に、自分から「○万円ぐらいにならないですかね〜?」と言わないことです。
もしその金額が相場以下だった場合、損をするかもしれません。
たとえば、本当は120万円で売れる車だったのに、「100万円ぐらいにならないですか?」と聞いたとします。
すると、業者側が「よし!わかりました!100万円で買い取りましょう!」となったら損をしてしまいます。
なので、強気に出なくてもいいですが、下手に出なくてもいいってことです。
売買契約を結ぶ前に約款をしっかりチェックする
契約書にサインをする前に、
- キャンセルはできるのか
- キャンセル料は発生するのか
- 振込み日はいつか
- 契約後に減額されることはあるのか
- 売却金額の最終確認
などをしっかり確認してください。
また、契約書内容の確認と同時に、担当者さんにも確認するといいかもしれませんね。
代車の手配が必要か確認する
車を売却したあと「足がない!」なんてことにならないように気をつけてください。
といっても、ガリバーやビッグモーター、アップルなどの大手なら、無料代車サービスを実施しているところが多いです。
小さい買取店には代車がない場合もありますので、そのときは自分で手配しないといけません。
次に車を購入するのを決めているなら、ディーラーに相談してみるのも1つの方法です。
まとめ
今回ご紹介した注意点をリストでまとめておきます。
- 査定依頼を一社に絞らない
- あらかじめ日程を把握しておく
- 複数の業者から電話がかかってくる
- 必要書類が揃っているか確認する
- 実印を持っているかチェックする
- その場で即決しない
- 営業マンに言いくるめられない
- 希望価格はなるべく言わない
- 売買契約を結ぶ前に約款をしっかりチェックする
- 代車の手配が必要か確認する
車の一括査定を利用するときは、これらの注意点を把握して利用してください。便利なサービスなので、上手に車の売却ができるといいですね!