カッチカチやぞ!車のハンドルロックの解除方法とかかる条件
2016/10/21
エンジンをかけようとしたら、
「あれ、ハンドルが回らない」
「キーも回らない」
といった状態であたふたしていませんか?
それは「ハンドルロック」がかかっているから、びくともしないんです。ここでは、ハンドルロックの解除方法をご紹介しているので参考にしてくださいね。
ハンドルロックの解除方法
ハンドルロックを解除するには、パーキング(P)に入っている状態を確認し、ハンドルを左右に動かしながらキーを回すことです。
ハンドルが重たい場合がありますが、グッと力を込めてやれば動きます。女性の力でも大丈夫です。
そうすると、硬くなっていたキーが回るようになるのでエンジンをかけられます。
解除するのは簡単ですので、慌てずゆっくり取り掛かってくださいね。1回で解除できないときは、何度かやると解除できると思います。
CHECK
ポイントは、ハンドルとキーを同時に回すことです。交互に動かしてもロックは解除できません。
スマートエントリー&スタートシステムの場合
プッシュスタート式でエンジンをかけることを「スマートエントリー&スタートシステム」といいます。キーを差し込まないタイプのことですね。
この場合のハンドルロックの解除方法は、プッシュスタートスイッチを押すだけで解除できます。先ほどと違うのは、ハンドルを動かさないでいいことです。
スマートエントリー&スタートシステムで解除できない場合
上記の方法でハンドルロックを解除できない場合は、電池切れの可能性が高いです。なので、電池を交換しなくてはいけません。
ただ、ちょっとした裏技があり、カギ本体をプッシュスタートスイッチに近づけてやると解除できることもあるので試してみてください。
そもそもハンドルロックって何?
なぜハンドルロックなんてあるの?という話ですが、これは単純に盗難防止のためです。
世の中物騒なもので、人様のものを盗むクソみたいな奴がいるじゃないですか?そいつらから盗難されないように備わっている機能なんです。
基本的に、国産車には標準で備わっています。
ハンドルロックがかかる条件
カギが無い、もしくは抜いた状態のときにハンドルを動かすと、カチッとロックされます。
おそらく、あなたがハンドルロックをかけたのは、意図せずカギを抜いた状態でハンドルを動かしたんだと思います。
降りるときにハンドルを握っていると、気づかずについロックをかけてしまう場合があります。私も何度か経験ありです。
本来は盗難防止機能の1つなのですが、車の故障を疑う人やロックの解除方法がわからない人が多いです。今日で覚えて帰ってくださいね!
ハンドルロックは毎回かけた方がいいの?
盗難防止のためなら、毎回ハンドルロックをかけた方がいいの?と思う人もいるかもしれません。ですが、わざわざかけなくても構いません。
別にハンドルロックをかけても悪くないのですが、毎回ロックをかける人は珍しいと思います。私はいちいちロックをかけたりしません。
ハンドルロックは、盗まれたときに曲がる操作をできないようにするのが目的です。つまり、その場で犯人が乗って逃げられないようにするためってことです。
ハンドルロックがあると、積んで運ぶか牽引しないといけないのでかなり目立つことになりますよね。そういった意味で、多少の抑止力にはなっているのだと思います。
まとめ
ハンドルロックを解除する方法は、ハンドルを左右に動かしながらカギを同時に回すことです。
そうすれば簡単に解除できます。1回で解除できない場合は数回試してみてください。知らないと焦るかもしれませんが、平常心を保って取り掛かってくださいね。