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車売るときに知っておきたいアレコレ

給油ランプがついてから何kmくらい走行できるの?

      2016/11/21

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走行中に給油ランプ(エンプティマーク)がつくと一瞬ドキッとしますよね。近くにガソリンスタンドが見当たらない場合、ガス欠するか心配になると思います。

ここでは、給油ランプがついてから何kmくらい走れるかをご紹介しているので、参考にしてくださいね。

給油ランプがついても30kmは走行できる

車種によって違うので一概には言えませんが、少なくても30kmは走行できるようになっています。

なぜかというと、ほとんどの車は残りの燃料が5〜10リットルになったときに給油ランプが点灯するように設計されているからです。

なので、その残りの燃料に燃費をかけたら、おおよその残りの走行距離がわかります。

たとえば、燃費がリッター9kmで走行する車は、45〜90km走行できるというわけです。燃費が良い車は100km近く走行できることもあるってことですね。

取扱説明書を見れば確実!

残りの走行距離が45kmと90kmでは大違いなので、もっと詳しく知りたい!という人もいると思います。

そういうときは、取扱説明書を見たら燃料の残量が何リットルになったら点灯するかわかります。この方が確実です。

取扱説明書は各メーカーの公式サイトで見るか、ダッシュボードに入っているはずです。

なお、取扱説明書には給油ランプやエンプティマークではなく、「燃料残量警告灯」と記載されていることが多いので注意してチェックしてみてください。

人気車種の給油ランプが点灯するタイミング

トヨタの人気車種の中から、どれくらいの燃料残量で給油ランプが点灯するのか調べてみました。

車種 燃料残量
アクア 約5L
クラウンロイヤル
(ハイブリッド)
約9.7L
ヴェルファイア
(ハイブリッド)
約10L
プリウス 約6.4L
カローラフィールダー 約5.8L
ランドクルーザー 約13L

燃料タンクが大きいランクルは、10L以上残っていても点灯するみたいです。その他は、やっぱり5〜10Lの間みたいですね。

このように、車種によっていつ給油ランプが点灯するかバラバラなので、確実な数値を求めるなら取扱説明書を見るのが1番です。

給油ランプがついたときに気をつけたいこと

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給油ランプがついてもそこそこ走れるからといって、安心はできません。

走り方やどこを走っているかによって燃料の消費量が上がりますからね。渋滞や上り坂の走行が多ければ燃費は悪くなります。

なので、給油ランプがついたときは、

  • なるべく回転数をあげない
  • エアコンを切る

といったことに注意して走った方が、より走行距離を伸ばしやすいです。

エンジンの回転数をあげない

エンジンを高回転まで回せばそれだけ燃料を使いますので、2,000回転以下を心がけてエコ運転したいところです。

タコメーターが無い場合は、なるべくアクセルを踏み込まない運転を心がけることです。要は、無駄な加速をしないってことですね。

エアコンを切る

エアコンをつけるとエンジンに負荷がかかります。なので、なるべく切って燃料の消費を抑えると少しは燃費を上げられます。暑いかもしれませんが、短時間の我慢です。

もしガス欠になったら

ガス欠になってしまったら、自動車保険(任意)のロードサービスがあれば活用できます。10リットルまでなら無料で届けてくれるサービスが多いです。

もしくは、JAFを呼ぶことですね。JAF会員なら燃料代を負担するだけで、無料で届けてくれます。

ただし、非JAF会員の場合は、燃料代と別に手数料が1万円ほどかかります。ちょっとバカにならない手数料がかかるので、あらかじめ会員になっておくのも悪くありません。

年会費に4,000円かかりますが、手数料を払うよりはマシなんじゃないかと思います。

まとめ

車種によってばらつきはありますが、給油ランプがついてもほとんどの車は30km以上走ります。

燃料の残量が5〜10リットルになったときに点灯する車が多いので、それに実燃費をかけたらおよその走行距離を求められます。確実な残量を知りたいときは、取扱説明書を確認するといいですよ。

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