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ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの違い。夏の使用はあり?

      2016/10/21

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雪道は「スタッドレスタイヤが良い」と聞きますが、何がどう良いのかイマイチわかりませんよね。

タイヤ1つでそんなに変わるの?と疑問を持っている人も多いと思います。

そこで今回は、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの違いをご紹介しているので、参考にしてくださいね。

スタッドレスタイヤとは?

スタッドレスタイヤとは、雪道や路面が凍った道路でも走行できるように工夫されているタイヤのことです。

ノーマルタイヤと大きく違う特徴が2つがあります。

  • タイヤの溝が深い
  • ゴムが柔らかい

それぞれどんな意味があるか解説していきますね。

タイヤの溝が深いわけ

雪をしっかり噛むように走行するためと、タイヤに雪がくっつかないようにするために溝が深くなっています。

溝が浅いと簡単に雪が詰まってしまい、凸凹が無くなったタイヤはスリップしやすくなってしまうんです。

ゴムが柔らかいわけ

これは、道路との接地面を広く保つためです。通常、ゴムは冷えると硬くなってしまいます。

ですが、スタッドレスタイヤは特殊なゴムが使用されているため、マイナス20℃といった気温にも耐えられるようになっているんです。

つまり、柔らかさをキープすることで路面にしっかり密着できるわけです。

ゴムが硬くなると接地面が少なくなるのでスリップしやすくなります。ノーマルタイヤが冬に向いていないのもこういった理由があるからです。

スタッドレスタイヤの見分け方

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの見分け方は、めちゃくちゃ簡単です!

溝の深さを見てもいいですが、もっと簡単なのは溝のブロックに注目したら見分けられます。

よーく見ると、ブロック1つ1つに「サイプ」と呼ばれる細かい溝があるんです

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このギザギザの溝があるものは、スタッドレスタイヤで間違いありません。ノーマルタイヤはサイプが無く、ツルツルしています。

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サイプにも役割がちゃんとあり、氷が溶けてできる水を隙間から逃がしたり、雪にしっかり噛む力をプラスしたりしてくれます。

この辺の設計が雪道に強いと言われる理由でもあります。ノーマルタイヤとは大違い。

スタッドレスタイヤは夏でも使用できるの?

一応、夏でも使用できますがおすすめはしません

たまにタイヤ交換せずに春、夏もスタッドレスタイヤを使用している人を見かけますが、私は必ずノーマルタイヤに戻します。

実は、冬には強いスタッドレスタイヤにも、夏に使用するとデメリットがあるんです。今度は、スタッドレスタイヤを夏に使用したときのデメリットを見ていきます。

燃費が落ちる

ガソリンが高い昨今、燃費が落ちるのは辛いですよね。スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤと比べると燃費が10%ほど落ちるといわれています

リッター15kmほど走っている車だったら、リッター13kmほどになる感じですね。

なぜ燃費が悪くなるかというと、特徴でも説明したように、スタッドレスタイヤは接地面が広いのでその分抵抗が大きくなるからです。

簡単にいうと、タイヤが転がりにくいってことです。

制動距離が伸びる

これはタイヤが柔らかいからです。雪道にはフィットして強いですが、ブレーキをかけたら変形しやすいので動く力に負けてしまいます。

なので、制動距離が伸びてしまいます。雪道ではスピードを出さないからいいですが、通常の道路だとデメリットになってしまいます。

スタッドレスタイヤを履かせて高速道路を走るなんてのは、もってのほかです。危険ですので控えた方が自分のためです。

CHECK
制動距離とは、ブレーキが効き始めて停止するまでに走行した距離のことです。覚えてましたか?

タイヤの寿命が短くなる

もともと柔らかいのに、真夏の炎天下の道路を走行していたら熱で余計に柔らかくなってしまいます。

そうすると、ノーマルタイヤよりもどんどん削られていくのでタイヤの寿命が短くなります。

いろんな意見はあるけど、やっぱり冬用のタイヤ

春、夏でも気にせずスタッドレスタイヤを履かせるという人もいますが、やっぱりデメリットがある以上夏場の使用は推奨しません。

冗談抜きで「命に関わる」問題ですからね。

たった1mの差で人生を棒に振るようなアクシデントが起こるかもしれません。そんな最悪の事態は防ぎたいですよね?

まとめ

スタッドレスタイヤとは、溝が深く、柔らかい特徴があり、雪道や凍結路に強いタイヤのことです。

雪道を1度でも走行する可能性がある人は、ケチらずにスタッドレスタイヤを履かせることをおすすめします。

転ばぬ先の杖ではありませんが、ノーマルタイヤで走行するよりも安全性は上がります。

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