車のウインカーの点滅が早い原因と対処法
2018/02/15
ウインカーを点けたら、いつもより早く点滅していませんか?
それはハイフラ(ハイフラッシャー現象)といい、通常ではない状態です。
ここでは、ウインカーの点滅が早くなる原因と対処法をご紹介しているので、参考にしてくださいね。
ウインカーの点滅が早くなる原因
考えられる原因は以下の2つです。
- 球切れ
- LED電球に交換
それぞれ解説していきますね。
球切れ
ウインカーの点滅が早くなったときに、まず疑ってほしいのが球切れです。ハイフラになる1番の原因です。
ウインカーは、前後左右に付いていますよね。車種によっては、サイドミラーに付いている場合もあります。
この内どれか1つでも電球が切れると、球切れのことをドライバーに知らせるために、わざと早く点滅するようになっています。
とくに後方のウインカーの球切れは、自分では気づきにくいものですので、ハザードを点けて球切れが起きてないか確認してみてください。
LED電球に交換
自分で電球を交換していない方は、読み飛ばしてください。
LED電球は消費電力が少ないのが特徴ですが、それが要因となりウインカーが早く点滅することがあります。
どういうことかというと、消費電力が少ないが故に、車が球切れが起きたと勘違いしてしまっているわけです。
ウインカーは消費電力が多いときに点滅が遅く、少ないときに早くなる構造になっています。
最近の車はいいですが、LED電球が純正で備わっていない古い車だと、こういったハイフラが起こることがあります。
球切れやLED電球の交換じゃない場合
上記の2つが原因じゃない場合は、素人判断じゃ難しいので、一度ディーラーや整備工場で見てもらうことをおすすめします。
ウインカーの点滅が早いときの対処法
球切れの場合
球切れが原因の場合は、新しい電球に交換すればOKです。
電球の値段は500円ほどで、カー用品などで販売されています。交換自体は簡単なので、自分でやってみるのもいいと思います。
「自分で交換なんてできないよ〜」という方は、ディーラーやオートバックスなどで交換してもらってください。
工賃がだいたい500〜1,000円ほどなので、電球代と合わせて1,000円ほどで済みます。
LED電球に交換した場合
この場合は、ハイフラ防止抵抗器を取り付けるか、LED対応のリレーに交換する必要があります。
どちらにしても車の知識(配線など)が全くないと自分で交換するのは難しいですので、ディーラーやカー用品で取り付けてもらうことをおすすめします。
ウインカー切れは車検に通らない
ウインカーが切れた状態は「整備不良」になり、車検に通らないので注意してくださいね。
というより、安全に走行できないので、気づいた時点ですぐに対処することをおすすめします。
また、整備不良は違反対象なので、切符を切られたら1点の減点と7,000円の反則金が課せられます。
ウインカーは、毎分60回以上120回以下の一定速度で点滅するものと定められています。
まとめ
ウインカーの点滅が早い原因は、球切れの場合がほとんどです。一度ハザードを点けて確認してみてください。
もしくは、自分でLED電球に交換した場合にも早くなることがあります。原因を見極めて、しっかり対処してくださいね。