新車と中古車はどっちがお得なの?
2016/11/20
車を購入するとき、「新車がいいか中古車がいいか」というテーマは悩みますよね。
ここでは、新車と中古車はどっちがお得なのかを多方面から考察してみたいと思います。
中古車のメリット
金銭面で考えたら中古車
当たり前のことですが、同じ車を選ぶときにコスパが良いのは圧倒的に中古車です。
クラウンハイブリッドを新車で購入したら500万円ほどしますが、約2万kmしか走ってないクラウンハイブリッドは400万円ほどで購入できます。
クラウンほどの高級車になれば、新車か中古車だけでも100万円くらいの差はすぐでます。この差は大きいですよね。
なので、車に対してオプションなどのこだわりがそこまで無く、できるだけ安く購入したいという人は中古車の方がいいかもしれません。
諸費用で見ても中古車
車を購入するときの諸費用は、新車でも中古車でも税金の支払いや登録代行費用などがかかります。内訳はほぼ同じです。
ただ、購入価格で大きな差があるのは「消費税」です。
今(2016年)が8%なので、たとえば500万円の新車なら40万円の消費税、400万円の中古車なら32万円の消費税がかかり、8万円もの差があります。
中古車の場合は、こういった金銭面が安く済むメリットがあります。
新車のメリット
カスタマイズの楽しみは新車
では、新車のメリットを見ていきたいと思います。車は、1台の車に対し何十種類ものオプションがあります。
サンルーフ、本革シート、セキュリティシステム、バックモニター、フォグランプなど、数え切れないほどあります。中には、車内で使える簡易トイレなんかもあったりするんですよ。(笑)
これらのオプションを自分好みに選択できるのは新車にしかない特権です。
中古車を選ぶとき、「あのオプションは付いていてほしっかったなぁ」と思っても、後付けできるオプションじゃない限り我慢しなくてはいけません。
車を購入するときにしか発注できないメーカーオプションは、後付けできないと思っていてください。
なにより綺麗
新車の1番のメリットはこれかもしれません。誰もまだ乗っていないので、外装や車内がピカピカです。どこにも傷ひとつありません。
新しいもの好きの人は、絶対新車の方がテンションは上がると思います。新車にしかない特有の匂いや、ビリビリっとシートにかかっているビニールを取る楽しさもあります。
新しい家電が増えたときや、子どもの頃に新品のおもちゃを開けるときに嬉しくなかったですか?あの気持ちを大人になっても味わえます。
また、中古車の場合は誰が乗っていたかわからない、いまいち清潔感がないといったデメリットがありますが、新車ならその心配はいりません。
のちのち売却することを考えたら
車の状態や車種、モデルチェンジによって左右されるので一概には言えませんが、売却するなら新車で購入した方がいいかもしれません。
たとえば、中古車の査定額が決まる重要な判断材料に「走行距離」があります。もちろん、少ない方がいいのは言うまでもないですよね。
中古車の場合、購入した時点でいくらかは走行しているので、ほぼ0の新車の方が走行距離では有利です。
なので、3年程度で買い替えを考えているのであれば、高く売れる可能性がある新車に軍配が上がります。
まとめ
新車と中古車を比較しても、どちらもメリット・デメリットがあるので100%どっちが良い!という答えを出すのは難しいです。
あなたが「何を求めるか」によって大きく変わりますので、結局のところ価値観の差で決まるというところに落ち着きます。
- コスパを求めるなら中古車
- オプション選びや清潔感を求めるなら新車
判断基準は人それぞれだと思いますが、私は予算に余裕があるなら自分でオプションを決めたり綺麗な方がいいので新車を選びます。