車のベンチシートとは？メリットは広く感じやすく、デメリットは疲れやすい
「車のベンチシートってどんなシートなの？」
「ベンチシートのメリット・デメリットは何？」
「普通のシートとどっちがいいの？」
こんなことで困っていませんか？
車は細かいことがいろいろありすぎて、わかりにくいですよね。
ここでは、車のベンチシートの意味やメリット・デメリットについてご紹介しています。
シートについて詳しくなれるのでぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ベンチシートの意味
- ベンチシートのメリット・デリリット
- ベンチシートと普通のシートはどっちがおすすめなのか
車のベンチシートとは？
簡単に言うと、公園のベンチのように長いシートのことをベンチシートと言います。
普通は、運転席と助手席でシートが分かれていますよね？間にはシフトレバーやドリンクホルダーなどがあります。
ベンチシートにはこれらがなく、運転席から助手席まで繋がっています。要するに2人がけソファーのようなものです。
実際にどういったシートなのか、画像で確認してみてください。
以下がベンチシートです。
こちらが一般的なシートです。
出典：ダイハツ公式サイト
運転席と助手席の間に違いがあるのがわかると思います。
CHECK
ベンチシートじゃない一般的なシートのことを「セパレートシート」といいます。
ベンチシートのメリット
メリットは2つあります。
- 車内が広く感じる
- 狭い場所でも降りられる
車内が広く感じる
ベンチシートの特徴は、運転席と助手席の間にシフトレバーなどがないことです。
このおかげで居住スペースが広がるので、スッキリして広く感じます。
軽自動車は規格が決まっているので、車内を広く感じさせるためにベンチシートを採用している車種もあります。
ベンチシートを採用している軽自動車↓
- キャスト（ダイハツ）
- デイズルークス（日産）
- ハスラー（スズキ）
- ワゴンR（スズキ）
- タント（ダイハツ）
狭い場所でも降りられる
たまに下手くそな人が片方に寄せて駐車しているときや駐車場が狭いときがありますよね？
そんなとき、運転席から降りにくいですが、ベンチシートなら助手席に移動しやすいので左側から降りやすいです。
なので、隣の車にドアをぶつける心配が要りません。
ベンチシートのデメリット
デメリットは2つあります。
- 疲れやすい
- 助手席の荷物が転がってくる
疲れやすい
ベンチシートは1人用のシート比べると、どうしてもペターッと平たくなっているので疲れやすいです。
腰が安定しないため、よく「ホールド感が少ない」なんて言われます。
なので、ちょっとした買い物程度の街乗りならいいですが、長距離ドライブのときはしんどいです。
助手席の荷物が転がってくる
細かいことなんですけど、毎日だと面倒なデメリットがこれ。
財布やカバンなどのちょっとした手荷物を助手席に置いておくと、カーブのときに滑って転がってくる心配があります。
わざわざ後部座席に置くのも面倒ですし、絶妙なウザさです。
ベンチシートとセパレートシートはどっちがおすすめ？
個人的には、座り心地を優先したいのでセパレートシートがおすすめです。
1ヶ月に1度も遠出をしないならベンチシートでもいいと思いますが、たまに1時間以上の遠出をするならセパレートシートの方がいいと思います。
運転中の疲れは、肩こりや腰痛を引き起こしやすいですからね。
何度か代車やレンタカーでベンチシートに乗ったことがあるのですが、2時間ぐらい運転したら疲れたので、たまにでいいかなという印象です。
また、運転中はシートベルトを着用するので、ベンチシートの恩恵がとくにあるとも感じないですし。
CHECK
日常使い程度しか運転しないなら、ベンチシートでもいいと思います！
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【余談】恋人とイチャイチャしやすいは嘘
ベンチシートと言ったら
「恋人とイチャイチャしやすい」
なんてことを言う人もいますが、そんなことないですよ。
シートベルトをするので、結局セパレートシートと一緒です。
というか、単純に危ないので車を停めてからか、降りてからイチャイチャした方がいいと思います。
まとめ
車のベンチシートとは、運転席から助手席まで繋がっているシートのことです。それぞれが独立したシートではありません。
メリットは以下の通りです。
- 車内が広く感じる
- 狭い場所でも降りられる
デメリットは以下の通りです。
- 疲れやすい
- 助手席の荷物が転がってくる
あなたがドライブが好きで1時間以上の遠出をするなら、疲れやすいのであまりおすすめしません。街乗り程度だったらベンチシートでもいいと思います。
車の用途に合わせて選んでくださいね。