車検は何日前からできる?有効期限を無駄にしないベストな時期とは
2017/11/05
「今年車検だけど、よく考えればいつから受けられるの?」
と、車検が近い方は疑問に感じますよね。
場合によっては有効期限を無駄にしてしまうこともあるので、車を維持するなら必ず知っておいた方がいい知識です。
ここでは、自家用車の車検が何日前から受けられるかをご紹介しているので参考にしてくださいね。
車検は何日前から受けられるの?
さっそく結論から言いますと、車検はいつでも受けられます。おおげさに言うと、今日車検を受けたとしても、来週また車検を受けることも可能です。
(お金がもったいないので、こんな受け方をする人はいませんが……)
なので、期日(車検満了日)を迎える前に、あなたの都合がいいタイミングに受けたらOKです。
一般的には1ヶ月前から
いつでも車検を受けられると言ったものの、1ヶ月前くらいから受けるのが一般的です。
というのも、車検の有効期限を無駄にしないためです。1ヶ月前に受けると有効期限を引き継ぐカタチになります。
どういうことか説明しますね。
たとえば、車検の満了日が平成28年10月10日だっとします。このとき、1ヶ月以上前の平成28年9月5日などに車検を受けると、その日から2年間が有効期限になります。
有効期限を約1ヶ月分損をしている状態ですね。
ですが、1ヶ月前以降の平成28年9月15日などに車検を受けると、前回と同じ満了日から2年間になります。つまり、平成30年10月10日までです。
この場合は早めに車検を受けても、有効期限を1日も損をしていません。
もう少し具体例を挙げておきますね。以下の表で期日をまとめています。
車検満了日 | 車検を受けた日 | 有効期限 |
平成28年10月10日 | 平成28年9月10日 | 平成30年10月10日 |
平成28年10月10日 | 平成28年10月10日 | 平成30年10月10日 |
平成28年10月10日 | 平成28年9月9日 | 平成30年9月8日 |
平成28年10月10日 | 平成28年8月10日 | 平成30年8月9日 |
こんな感じで、有効期限を無駄にしたくなければ1ヶ月前から受けたらOKです。
「有効期限ギリギリに車検を受けないと損をする」と思うかもしれませんが、1ヶ月前以降に受けた場合は損をしないので安心してください。
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1ヶ月前の意味に注意!
さっきから「1ヶ月前」と言っていますが、30日前じゃないので注意して覚えておいてください。
- 4月15日が満了日だったら、3月15日から
- 3月15日が満了日だったら、2月15日から
みたいな感じ、満了日と「同じ日にち」と覚えてください。
ただし、月末で日にちが合わない場合もあると思います。そういったときは、日にちがずれ込みます。たとえば3月30日だったら2月28日からとなります。
指定工場だと15日長い
有効期限を無駄にしない期間について補足しておきます。
車検を受けられる場所には、
- 指定工場
- 認定工場
の2つがあります。
指定工場とは、国から「陸運局に代わって車検をしていいよ!」と認められており、自社で検査ラインを持っている工場のことです。
俗に言う「民間車検場」「民間車検工場」ですね。
認定工場とは、自社で検査ラインを持っていない工場のことです。整備したあと陸運局に持ち込みます。
この2つの内、指定工場に車検に出す場合は、「1ヶ月+15日」前から受けても有効期限を引き継ぐことができます。
なので、都合によっては少しでも早く車検を済ませたいという人もいると思います。そういった方は指定工場に持っていくといいと思います。
オートバックスなどのチェーン店でも車検を受けられますが、指定工場と認定工場の店舗があります。
まとめ
車検は、原則としていつでも受けることができますが、基本的に1ヶ月前からと覚えておけば問題ありません。
お急ぎの場合は、指定工場に持っていけばさらに15日前からでも有効期限を無駄にせず受けることができます。