年式が古い中古車の購入はあり?メリット・デメリットを比較
2019/03/21
「9年落ちで、走行距離が53,000km」
こういった年式が古い車は、手を出すべきか迷いますよね。今の私は購入しませんが、少し前なら購入していると思います。というより、実際に購入したことはあります。
車選びはいろんな条件が重なってはじめて「GO!」になるので難しいと思います。
ここでは、年式が古い中古車のメリット・デメリットをご紹介しているので、購入を迷われているなら参考にしてくださいね。
年式が古い中古車のメリット
年式が古い車の最大のメリットは価格の安さです。いわば掘り出し物です。
購入費用が少ない、もしくは抑えたいなら、年式が古い車を選ばない理由はないと思います。
先ほど今なら購入しないと言ったのは、単純に少しだけお金に余裕が出たからです。やらしい話ですけども。。。もっと生活がきつくなったらまた年式が古い車に手を出すと思います。(笑)
おそらく、あなたも販売価格が魅力的に見えたのではないでしょうか。
私は20代前半の頃、8年落ち50,000kmくらいの中古車を購入して約6年乗ったことがあります。今でもいい買い物だったと思っています。
年式が古い中古車のデメリット
これから古い車のデメリットをご紹介していきますので、デメリットを見て購入を検討しても悪くないと思います。
古い車のデメリットは次の4点です。
- 故障が起りやすい
- デザインが古い
- 汚れ、傷がある
- 13年を超えると税金が上がる
1つずつ解説していきますね。
故障が起りやすい
あらかた予想はついていたと思いますが、年式が古い車は、走行距離が短くてもパーツの劣化があります。
紫外線や経年劣化の影響でゴムや樹脂などが痛み、オイル漏れや足回りにトラブルが起こることがあります。
また、電気系統がヤられることもあり、パワーウィンドウが動きにくくなったり、ミラーが自動で折りたたまなくなることもあります。
車は機械なので劣化は防ぎようがありません。とはいえ、確実に起こるものではなく運が良ければ何も故障しない場合もあります。
CHECK
つい最近、走行距離86,000kmで12年落ちのミニバンを購入し、丸2年経ちましたが何の異常もなく乗れています。
デザインが古い
これは気にならないなら本当にどうでもいいデメリットです。最新の車のデザインに憧れている人は、古さが気になると思います。
汚れ、傷がある
よほど状態が良い車じゃない限り、年式が古い車は汚れや傷があることが多いです。とくに内装ですね。
外装は綺麗でも、シートが汚れていたり、ダッシュボードやパネル部分に傷が残っていることが多いです。傷は夜間なら目立ちませんが、日中の明るいときは結構目立ちます。
かわいい彼女に良いところを見せたいときに、格好がつかないかもしれません。
13年を超えると税金が上がる
これまで紹介してきたデメリットは、確実に起こるものじゃないのでデメリットに感じない人もいると思います。
ですが、維持費が上がるのはデメリットに感じますよね。
新車登録から13年以上経過した車は、「自動車税」「重量税」が上がります。約15%上がると思っていてください。詳しくは以下の記事で紹介しています。
→自動車税は13年以上経過した古い車なら増税に。排気量別早見表
年式が古い車でも購入はあり?
年式が古い車の購入は全然ありです。
デメリットでご紹介したように、年式が古いからといって深刻なトラブルに至るケースは少ないんです。
というより、前のオーナーがどんな乗り方をしていたかわからないので中古車はほぼ運です。年式が新しく、走行距離が短くてもすぐ故障するケースもありますからね。
多少のメンテンスは必要かもしれませんが、年式が古い車でも十分実用性はあります!なので、年式が古い車の購入は肯定派です。
やっぱり安さは魅力だと思いますので、上記のデメリットがあっても「別に良い!」と割り切れるなら購入しても良いと思います。
まとめ
年式が古い車の購入は、故障が起こるかもしれないリスクや状態の悪さなどが気にならないのであれば悪くありません。
むしろ、安く購入できるのでお買い得です。単純に移動手段さえあればいい、という人からはよく選ばれています。
年式が古い中古車を探す際は、以下の記事で中古車を探すコツを紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。