中古車の選び方のポイントを紹介!走行距離や年式の目安は?
2017/02/27
中古車を購入するとき、どんなことに注目して選んだらいいか迷いますよね。初めて購入する場合はなおさらだと思います。
そこで今回は、中古車を選ぶときのポイントをご紹介しているので、参考にしてくださいね。
中古車を選ぶときのポイント
予算を決める
まずは予算を確認しておかないと始まりませんよね。
50万円なら50万円、100万円なら100万円と、あらかじめいくら準備できるか確認しておいてください。
ただし!
車を購入するときは「諸費用」というものがかかります。
- 登録代行費用
- 車検代
- 車庫証明手続き代行費用
- 消費税
- 自動車所得税
- 重量税
- 自動車税
- 自賠責保険料
などなど。
これらの諸経費が車両価格の10〜20%ほどかかると思っていてください。
なので、予算が50万円なら40万円ほどの車、100万円なら80万ほどの車から選ばなくてはいけません。
修復歴の有無を見る
次に確認するのは「修復歴の有無」です。修復歴とは、事故などで骨格(フレーム)部位を修理、もしくは交換したことがある車のことです。
これが有るのと無いのでは、中古車の価値として雲泥の差があります。簡単にメリット・デメリットをご紹介しますね。
修復歴ありのメリットは、車両価格が安いことです。たとえば、5年落ち5万kmの同じ車種があったとしても、修復歴ありの中古車は数十万円安いことがあります。
一方、デメリットは運転に支障がでる場合があることです。一定のスピードを出すとハンドルがガタガタしたりすることがあります。
フレーム部位は、完全に元通りには戻らないので、こういったリスクがあります。なので、個人的にはあまりおすすめはしません。
走行距離の確認をする
中古車を選ぶときに、1番悩ましいのが走行距離だと思います。どのくらいの走行距離の車を選んだらいいか迷いますよね。
でも、これは何年乗るかを基準にしたら決めやすいです。
お金を貯めるためのつなぎとして、2年程度しか乗らないのであれば10万km近く走っている中古車でも全然ありです。
3年や4年以上乗りそうなら、5万km前後の中古車を選ぶのが無難なところです。私ならギリが7万kmくらいですね。
ただ、走行距離が短い中古車は、それなりに価格も上がってくるので予算と相談してみてください。
年式の目安はとくに無い
予算がある程度決まってあれば、必然的に購入できそうな年式が決まってきます。なので、「何年式の車が良い」といった目安はありません。
中には「古い車は大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれませんが、10年落ちの車でも問題なく走行できます。3、40年前のクラシックカーでも走るぐらいですからね。
ただ、13以上経過した古い車は、自動車税と重量税が上がります。
なお、年式によってデザインが変わってきますので、デザインにこだわりがあればその年式を選んでください。
実際に見に行く
ここまでは、ガリバーやカーセンサーなどの中古車サイトを見れば全てネットで確認できます。
そして、ある程度めぼしい車が見つかったら実際に見に行きます。
見に行って最低限確認しておきたいのは、
- 外装に傷があるのか
- シートのへたりやシミがあるのか
です。
一応、店側が綺麗にして販売していますが、それでも状態が悪い箇所が見つかることもあります。
中古なのでしょうがないのですが、実際に自分の目で見て納得できるかが折り合いのつけどころです。
エンジン周りも確認する
汚れや傷などのパーツの傷み具合をチェックした後は、車の心臓でもあるエンジンも確認した方が良いです。
とはいえ、車に詳しくないと何をチェックしたらいいか難しいと思いますので、以下の2つを確認してみてください。
- スムーズにエンジンがかかるか
- エンジンをかけたときにカラカラと金属音が聞こえないか
エンジン周りは最低限のこの2つをチェックしておけばOKです。
また、ボンネットも開けさせてもらい、エンジンルームが綺麗かどうかもチェックしてみてください。
ちゃんと整備されてある車は、エンジンルームが汚れているなんてことは滅多にありません。つまり、汚れていたら整備をあまりしていない可能性があるってことです。
まとめ
中古車を選ぶときのポイントをまとめておきます。
- 諸費用込みで予算を確認する
- 修復歴の有無を確認する
- 何年乗るかを考えて走行距離を選ぶ
- デザインにこだわりが無いなら年式は気にしない
- 内装、外装の状態を確認する
- エンジン周りを確認する
もし、軽自動車と普通車で悩んでいる場合は、年間の維持費を比較しているのでそちらもチェックしてみてください。