中古車のワンオーナーの意味とは?メリットやデメリットはあるの?
中古車情報を見ていると「ワンオーナー」という言葉を目にすることがあると思います。
ここでは、中古車のワンオーナーの意味やメリット、デメリットをご紹介しているので、参考にしてくださいね。
中古車のワンオーナーの意味とは?
ワンオーナーとは、中古車の所有者(オーナー)が過去に一人しかいないことを指しています。
どういうことかと言うと、誰かが新車を買いますよね?その新車が売却されて、初めて中古車として売り出された場合にワンオーナーとなります。
乗った年月や走行距離などは関係ありません。
新車から1年しか乗らないで中古車になった場合もワンオーナー、新車から8年乗って初めて中古車になった場合もワンオーナーになります。
例えはゲスいかもしれませんが、まだ一人としか付き合ったことがないフリーの女性みたいな感じです。
ワンオーナーじゃなくなる場合
中古車がワンオーナーじゃなくなるときは、過去に2人以上のオーナーがいた場合です。
もしあなたがワンオーナーの中古車を購入し、数年乗ったあと売却したとします。
その中古車が売りに出されたら、
- 最初に新車で購入した1人目のオーナー
- あなた(2人目のオーナー)
となり、過去に2人オーナーがいたことになります。こいった場合にワンオーナーではなくなります。
ワンオーナーのメリット・デメリット
メリット
- 丁寧に扱われていた可能性が高い
あくまで可能性の話になりますが、ワンオーナーということは、前オーナーが新車で購入した車なわけですから、愛着を持って丁寧に扱っていた可能性が高いです。
そのためシートやダッシュボードなどの内装がキレイであったり、整備メンテナンスをきっちり行っている可能性が高いです。
もちろん車に無頓着な人もいるので、必ずではありません。
デメリット
- セールスポイントかのように扱われる
ワンオーナーのメリットを見てもらったらわかるように、ワンオーナーだからと言って大したメリットはありません。
それなのに、販売員から「ワンオーナーだから良いですよー」と根拠もなしにおすすめされる場合があります。
中古車はワンオーナーの方がいいの?
中古車を選ぶときに気になるのが「ワンオーナーの方がいいのか?」ですよね。
これははっきり言っておきますが、どっちでもいいです!ワンオーナーだから品質が良いというわけではありません。
私は過去に中古車を何台も購入してきましたが、ワンオーナーという項目は気にしたことがありません。
なぜかというと、前オーナーがどんな運転をして、どんなメンテナンスをしてきたかわからないからです。
1度もオイル交換をしていなければ、エンジンの調子が悪いこともあります。反対に、ワンオーナーじゃなくてもしっかりメンテナンスされた中古車だったら、故障もなく余裕で走ってくれます。
なので、中古車は結局「運要素」が強い部分があります。
ワンオーナーよりこだわった方がいい点
ワンオーナーよりもこだわった方がいいと思うのは、「修復歴の有無」です。
修復歴ありの中古車は安いですが、やっぱりどこかに欠陥がある恐れがあるので、おすすめはしません。
一定のスピードを出すと、ハンドルがガタついたりすることがあります。単純に怖いですよね。
なので、私は中古車を探すときに、修復歴ありの車は必ず避けるようにしています。この辺は予算との兼ね合いになってくると思いますが、しっかり検討することをおすすめします。
もし修復歴なしで、カーセンサーやグーネットなどで見れない非公開の中古車を見つけたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ
中古車のワンオーナーは、過去に一人しか所有者がいないことを意味しています。だからと言って、大きなメリットやデメリットはとくにありません。