車の下取りをおすすめしない理由とは?
2020/04/05
ほとんどの人が車を手放すとき、下取りに出します。
みんながしているから当たり前のようですが、決してベストな選択とは言えません。
ここでは、車の下取りをおすすめしない理由をご紹介しているので参考にしてくださいね。
車の下取りをおすすめしない理由
さっそく結論から言いますと、おすすめしないのは下取りだと損することが多いからです。
損するのはもちろん下取り価格(売却額)。
自分の車は高く売れた方が嬉しいですよね?買い叩かれて嬉しい人なんて、一人もいないはずです。
16万円損するかもしれない
車を売却する方法には、以下の2つのがあります。
- ディーラーに下取りに出す方法
- 買取店に買い取ってもらう方法
この中だと、買取店に売却した方が高く売れる傾向にあります。
ネットで下取り価格と買取価格の差額を検索してみたらわかりますが、査定額が数十万円も違うケースがどっさり出てきます。
中には50万円以上の差額が付いた強者もいるくらいです。ただ、これはレアケースで、平均では16万円のようです。
それでも16万円はデカイですよね。もしかしたら、あなたの愛車も高く売れるかもしれません。
そのチャンスを逃しても平気ですか?
買取店に査定してもらうのは無料ですので、愛車にどれくらいの査定額がつくか知ってからでも下取りに出すのは遅くありません。
ディーラーは売るのが仕事
そもそもの話ですが、ディーラーは車を販売するのが仕事で、買取店は車を買い取るのが仕事です。
それぞれ得意分野が違うため、当然査定額にも違いが出てきます。
買取店の場合は、オークションに出品したり海外に輸出するなど独自の販売ルートを持っているため、買い取った車をすぐに収益につなげることができます。
しかし、まずは車を買い取らないことには事業が成り立ちません。そのため、ディーラーよりも目一杯の査定額を提示して、車を売却したい人から買い取るわけです。
ディーラーはというと、買い取った車から利益を出す業態ではないので、相場以上の高値で引き取ることはありません。
ディーラーは車の販売、オプション、アフターサービスなどで利益を出しているので、高く下取りしても何の得もないんです。
つまり、愛車を高く売りたいんだったら買取店で査定してもらった方がいいよ!ってことです。
損する前にやりたいこと
1番いい流れは、ディーラーで「下取り有りの見積もり」と「下取り無しの見積もり」をもらってください。
これは言ったらすぐ見積もりを出してくれます。
そして、買取店で査定してもらってください。これで2パターンの見積もりが出ますよね。
- 1、下取り有りの見積もり価格
- 2、下取り無しの見積もりから査定額を引いた価格
この2つの合計金額が低い方が、お得に車を購入できるわけです。
査定してもらうので一手間増えますが、損しないためには必須の行動です。査定自体は30分程度で終わるので、そこまで面倒ではありませんよ。
査定してもらうなら一括査定
実際に買取店に査定してもらうときは、無料で利用できる一括査定がおすすめです。
一括査定を利用すると、「ウチで査定させてくださーい!」と買取店側から連絡が来るため、予約から査定までをスムーズに行えます。
また、一度に複数の会社に査定を依頼できるので、3社程度に依頼してください。そうすることで、買取店の査定額を比較することができます。
複数の会社に依頼しても、査定は車を停めている自宅でできるので、わざわざ買取店に寄らずに済みます。
まとめ
車を下取りしてもらうのは、もしかしたら高値が付くかもしれないチャンスを逃すのでおすすめしません。
損したくないのであれば、買取価格も知っておくことをおすすめします。
現在あなたが乗っている車に、どれくらいの値段がつくか試してみてくださいね。