都会は車がいらない?必要性を維持費から考察
2017/06/28
都会に車は必要なのか。これ、結構悩むと思います。
乗らなくてもお金がかかるので、本当に必要ないなら節約したいですよね。
ここでは、都会暮らしの車の必要性を考察してみたいと思います。
- 車を持っているけど、これから都会で暮らす予定がある
- 現在都会暮らしで、車の必要性に疑問を感じている
という人は、参考にしてみてください。
都会に住んだら車は必要ないの?
はっきり言って、お金の観点から見れば、都会なら車はなくてもいいと思います。
ここでいう「都会」とは、徒歩圏内にスーパーやコンビニが1つ以上ある場所とします。
充実していない場合は論外なので、車は所持していた方がいいです。
都会に車がなくてもいい理由
車があれば、確かに便利はいいです。
しかし、生活品を購入できる店舗が徒歩でも行ける距離なら、わざわざ車を使うまでもありません。
徒歩の方がフットワークが軽いので、かえって車を動かす方が面倒に感じます。
しかも、短距離移動は車にとって「シビアコンディション」といい、エンジンに負担をかけ長持ちしない原因になります。
一方、都会の長距離移動はというと、バス、電車、地下鉄と交通の便も揃っていますし、本数も田舎より多いです。
なので、都会だと移動に困ることが少ないんです。
自転車で事足りる
実際に私は、徒歩圏内にスーパーが3つ、コンビニが2つあるところで暮らしたことがあります。普段は車がなくても全然困りませんでしたよ。
そのときに重宝していたのが「ママチャリ」です。車みたいに駐車場代もかかりませんし、停める場所にも困りませんでした。
たまごを買いに行くのも徒歩かママチャリ、リモコンの電池を買いに行くのも徒歩かママチャリといった感じで、欲しいものは大抵すぐ手に入りました。
それくらい都会は車がなくても便利なんです。なので、節約したいなら車の必要性は低くなります。
車がなくて困ることとは?
これは電子レンジくらいの大きなものを買ったときです。荷物を積めないデメリットはあります。
とはいえ、サイズが大きなものを買う頻度はそんなに高くないですよね?そういうときはタクシーを利用すれば何の問題にもなりません。
後述しますが、何回かのタクシーの利用料金よりも車を持たない生活の方が圧倒的にお金がかかりません。
また、今は大手家電量販店だと配送サービスも充実しているため、自宅に届けてもらうこともできます。
他にも、Amazonなどのネット通販も充実しているので、急ぎじゃないものや重いものはネットで購入する手もあります。
車がないと節約できるお金
ざっくりですが、車がなくなったときに節約できるお金を概算してみました。
軽自動車の場合は以下の維持費が節約できます。*駐車場代は安く見積もって2万円と仮定してます。
維持費の種類 | 節約できる料金 |
自動車税 | 10,800円 |
重量税 (2年分) |
6,600円 |
自賠責保険 (2年分) |
26,370円 |
駐車場代 (1年分) |
240,000円 |
合計 | 283,770円 |
2,000cc超〜2,500cc以下の普通車の場合は以下。
維持費の種類 | 節約できる料金 |
自動車税 | 45,000円 |
重量税 (2年分) |
16,400円 |
自賠責保険 (2年分) |
32,700円 |
駐車場代 (1年分) |
240,000円 |
合計 | 334,100円 |
実際は、上記の料金にガソリン代、メンテナンス代、車検代、保険料などが加わるので、もう少し多く節約できます。
つまり、低く見積もっても年間で30万円以上は節約できるわけです。
ほとんど使わない車に、これだけのお金をかけられますか?都会で車を持つのは、こういうことです。
実際に節約できるお金を見て「アホらしい」「もったいない」「徒歩もしくは自転車でがんばる」と思った人は、車が必要ないかもしれませんね。
反対に、「これくらいなら払っていこうかな」と思った人は、車があっても問題ない人だと思います。
まとめ
車があれば、何かと便利なのは間違いないと思います。ただし、それは頻繁に使う場合の話です。
徒歩圏内で生活品の買い物が済むようであれば、無くてもほぼ困りません。維持費の節約も大きいですし、交通事故を起こす心配もなくなります。
あと、体を動かす機会が増えるので、何気に健康面にもメリットがあります。意外とバカにできません!笑