新車購入時は下取りなしだと値引き幅は変わる?
2020/04/04
下取りなしでも値引きはしてもらえますが、今乗っている車を下取りに出した方がお得なのか、それとも下取りに出さない方がお得なのか迷いますよね。
ここでは、下取りなしの値引き幅についてご紹介しているので、参考にしてくださいね。
新車購入時に下取りなしだと値引きはどうなるの?
結論から言いますと、下取りがあろうが無かろうが値引き幅は変わりません。ですが、下取りに出さない方がお得になることが多いです。
ディーラーに勤めている友人から聞いた話なのですが、車種によってある程度値引きできる額が決まっているそうです。
たとえば、20万円までしか値引きできない車は、どう頑張っても20万円しか値引きしてもらえないわけです。
ただし、いきなり新車を20万円値引きされることはほとんど無く、下取りなしの場合だと限界まで値引きしてもらえないことの方が多いです。
「じゃあ、下取りありの方が良いの?」というと、そうとは限りません。
下取りのデメリット
ディーラーは下取りした車の販売ルートが少ないので、どうしても下取り価格が低めになります。
さらに、下取り査定料や下取り車手続き代行費用などの諸費用(1〜2万円)もかかります。
つまり、下取りだともっと高く売れる可能性がある車を安く手放しているわけなんです。
下取りなしだと値引きできないと言われたら?
「下取りなしだと値引きできません」なんて言ってくるディーラーは、即商談を止めて帰宅しちゃいましょう。
下取りなしだと値引きできないことなんか、まずありません!これは完全に足元を見られています。
なので、あまり親切なディーラーとは言えないですね。はじめて車を購入する人はどうなるの?って話です。
新車値引きのカラクリ
先ほど、値引きできる上限額が決まっていると言いましたよね。
たとえば、20万円がMAXなら
- 下取り価格が5万円で、新車値引きが額が15万円
- 下取り価格が15万円で、新車値引き額が5万円
といった具合で、下取り価格が高くなれば新車の値引き率を下げられるため、値引き率が変わっても支払総額は変わりません。
なので、よくあるパターンとしては、
「新車の値引きはもう限界なので、下取り価格を○万円上げておきます!」
みたいな感じで乗せられることがあります。
ただ、これだと営業マンの思うツボです。1番良いのは、ディーラーの上限額より安くなることですよね。
そのためには、下取りなしで目一杯値引きしてもらい、愛車を高く売るしかありません。
愛車が高く売れたら
下取りなしで、新車値引き額が10万円だったとします。この場合、値引き上限額の半分しかいっていません。
でも、愛車が15万で売れたらどうでしょう。
売却額が15万円で新車値引き額が10万円だったら、トータル25万円安くなるので支払総額は減ります。目指すはこの流れです。
「そんな都合よく車が高く売れるの?」と思うかもしれませが、買取専門店に売却すれば高確率で高く売れます。
買取店は買い取ることが本業です。なので、買い取ったあとでも海外に輸出したり、オークションに出品したりするなど独自の販売ルート持っています。
そのため、下取り価格よりも数万〜数十万単位で高く売れる傾向にあります。
もちろん車種や状態にもよりますが、一般的には下取り価格よりも高くなることが多いです。じゃないと、わざわざ買取店なんか利用しませんよね。
買取店に売却する際は、一括査定サービスを利用すると、無料で査定してくれるところが見つかります。
愛車を高く売却して、時間をかけたくない人におすすめです。
結局、どうしたらいいの?
いったん整理します。
ますは、下取りなしで見積もりを出してもらいます。この場合、買取店に査定してもらい愛車がいくらで売れるか把握します。
同時に、下取りありでも見積もりを出してもらいます。
これで二通りの支払総額が出るので、比較して少なく済む買い方で新車を購入するのがベストです。
高い買い物ですので、何事も面倒くさがっちゃダメですよ!
まとめ
下取りなしだと値引き幅は下がりますが、必ずしも損をするわけではありません。
ディーラーでいくら粘っても値引き上限額は変わらないので、買取店で車が高く売れたらもっと可能性を引き上げられます。
そうすると、結果的に支払総額を減らすことができるので、下取りなしでも賢く新車を購入できます。