車の選び方【新車】初心者でもわかる5つのポイント!
2018/04/17
初めて新車を購入する場合、種類が多過ぎてどうやって選べば迷いますよね。しかも、高い買い物ですので絶対に失敗できません。
1番やっちゃいけないのが、何も決めていないのにディーラーに行ってしまうことです。上手いこと言われて「買わされる」かもしれません。
私は販売業の経験があるのですが、言うことを鵜呑みにしてくれる「無知なお客さん」ほど良いカモはいないと思っていました。
そうならないために、ここでは初心者でもわかる新車の選び方をご紹介したいと思います。
順番に読んでいけば、きっと自分がどんな車が欲しいか決まるはずですので、ゆっくり読み進めていってくださいね。
何に使うか用途を確認する
最初のステップです。まずは、あなたがどんな用途で車を使うのか確認してみてください。
たとえば、
- 通勤できれば何でもいいかなー
- 5人以上乗ってもゆったりできる車がいいなー
- サーフィンに行くからボードを積めた方がいいなー
など、「何のために」乗る車なのかを、なんとなくでもいいので把握しておいた方が選びやすいです。
今のライフスタイルを思い出したら把握しやすいと思います。
もし、「ほとんど1人でしか乗らないからこだわりが無いんだけど…」という場合でも大丈夫です。
次に行きましょう。
予算を確認する
新車を買うための予算を確認してください。
ただし!
車の予算は諸費用のことを考えて組むことです。これ、重要なポイントです。
たとえば、予算を300万円と決めていたとしても、車両価格が300万円の車は買えません。
車を購入するときは、以下のような「諸費用」がかかります。
- 登録代行費用
- 車検代
- 車庫証明手続き代行費用
- 消費税
- 自動車所得税
- 重量税
- 自動車税
- 自賠責保険料
など。
これらのもろもろの諸費用が、車両価格のおよそ10〜20%ほどかかります。これを計算して新車を選ばなくてはいけません。
なので、予算が300万円なら、実際は250万円前後の車を選ぶことになります。
軽自動車か普通車か選ぶ
大きなターニングポイントが来ました。
軽自動車と普通車では、維持費が大きく異なります。毎年かかる自動車税も違いますし、車検代やメンテナンス代にも差があります。
年間でだいたい10万円ぐらいの差があると思ってください。詳しくは、軽自動車の維持費は年間でどれくらい?普通車と比較ありの記事でご紹介しています。
で、軽自動車にするか普通車にするかですが、選ぶときのポイントをまとめました。
軽自動車 | 普通車 |
とにかくコストパフォーマンスを優先したい | 維持費は大丈夫そう |
ちょこ乗りしかしない | 30分以上運転することが多そう |
乗っても2人ぐらいかも | 5人以上乗ることがある |
荷物を積むことはほとんどない | 荷物は積めた方がいい |
運転の経験が浅い | 運転の経験は十分ある |
遠出はしない | 月に1回以上は遠出する |
とくに気をつけないといけないのが、乗車人数です。
軽自動車は乗車定員数が4人までと決まっているので、5人以上乗せることがあるなら確実に普通車になります。
軽自動車にする場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
普通車ならタイプを選ぶ
最初に決めた用途がここで活きてきます。
普通車にはざっくりですが、以下のようなタイプがあります。
- セダン
- ミニバン
- ステーションワゴン
- SUV
- スポーツカー
- コンパクトカー
それぞれタイプ別に解説していきますね。
セダン
最もペーシックなタイプです。重心が低いので安定した走りができます。買い物、ドライブ、通勤、なんでもござれ。
ミニバン
車内が広く、7〜8人の大人数でも乗れるのでファミリー層に人気です。また、広いので荷物が多いときに便利です。
ドライブ、レジャー、スポーツに向いています。
ステーションワゴン
後部座席とトランクルームが一体になっているタイプです。セダンよりも多くの荷物が積めるのが特徴です。
こちらもファミリー層に人気があります。ミニバンほど大きくなくていいなら、このタイプになります。
ドライブ、レジャー、釣り、スポーツに向いています。
SUV
もろアウトドア系の車です。スポーティでアクティブなデザインから、20〜30代の若い世代に人気があります。
また、4WD(四輪駆動)が備わっていることが多く、悪路や雪道にも強いです。車高が高く見晴らしがいいのも特徴。
レジャー、マリンスポーツ、オフロード走行に向いています。
スポーツカー
車との一体感やスピードなど、「走り」を楽しみたい人向けの車です。走行性能は高いですが、車内の広さは求められません。ほとんど2ドアです。
コンパクトカー
軽自動車が一回り大きくなったような車です。小回りが利いて運転しやすいことから、老若男女に人気があります。
また、低燃費車が多いので、こだわりが無いならコンパクトカーでも悪くないと思います。買い物、ドライブ、通勤に向いています。
見た目(デザイン)を選ぶ
最後のステップです。ここまで来たら、あとは車種を選ぶだけです。
ある程度欲しいタイプや用途が決まっているはずですの、シンプルに自分の好みでチョイスしてください。
ここは、1番時間をかけてもいいぐらいです(笑)。そして、ビビッ!ときた車と予算の都合が合えば、それがあなたが選ぶべき車です。
日本の主なメーカーの公式サイトを載せておきますね。
グレード・オプションを選ぶ
車は、外見が同じように見えても「内装」や「装備」に違いがあります。グレードが高い方が性能が良くなります。
グレードによって車両価格が変わるので、この辺も予算との兼ね合いになります。
グレードに関しては、カタログなどを見て自分で決めてもいいですが、ディーラーの担当者の方に相談してもいいと思います。
ここまで決まれば、車選びは終了です。お疲れ様でした!
誰かにアドバイスして欲しい場合
「自分じゃ決められそうにないかも・・・」
「誰か少しでもアドバイスをくれないかな・・・」
なんて思うときもありますよね。
私も最初に車を購入するときは、種類が多すぎて迷いまくった経験があります。タイプとかメーカー多すぎやろ、みたいな感じで。
そういうときは、車種をたくさん知っている人にアドバイスをもらうのが1番参考になりましたよ。
中古車限定になるのですが、車選びを誰かにアドバイスしてほしいときは、中古車探しサービスが役立ちました。
「小回りがきく車がいい」というような雰囲気を伝えると、希望に合いそうな車を提案してくれます。なので、車選びをかなり絞ることができました。
車に詳しくなくてもOKなので、アドバイスが欲しいときはガンガン試してみてください。
まとめ
流れを簡潔にまとめておきます。
- 何に使う車なのか用途を確認する
- 諸費用を含めて予算を確認する
- 軽自動車か普通車か選ぶ
- 普通車ならどんなタイプがいいか決める
- 見た目(デザイン)で車を選ぶ
いろいろ解説してきましたが、車の選び方はたったの5行で終わる手順しかありません。しっかり時間をかけて、好きな車を見つけてくださいね。
それと、新車を安く買いたいなら車を高く売るコツも知っておいた方がいいと思います。ぜひそちらもチェックしてみてください。