新車のコーティングの必要性って結局どうなの?
2018/04/17
新車を購入するとき、必ずといっていいほどディーラーに勧められるのが「コーティング」です。
洗車が楽になるだとか、綺麗な見た目を保つだとか、あーだこーだ言われるのでやった方がいいのか迷いますよね。
そこで今回は、新車のコーティングの必要性についてご紹介していきたいと思います。
新車にコーティングは必要?
一個人の意見として言わせてもらうと、ボディコート・ガラスコートはやってもらう必要は無いと思っています。
なぜ必要ないかというと、1番の理由は効果がよくわからないのに値段が高いからです。5〜15万円もしますからね。
おそらくあなたも、効果に対して値段が釣り合っているか不安になっているんじゃないですか?
とりあえず、「高い」と感じているのであればおすすめしません。
一応、コーティングをしたら汚れにくくなるといわれていますが、普通に汚れますよ。泥も付けば、鳥の糞、虫の死骸だって付きます。
もっと目に見えないほどの汚れを防いでくれているんでしょうけど、目に見えないなら気にならいですし。
取得税も上がる
カーコーティングを施せば、自動車取得税も上がることを念頭に入れておいてください。
CHECK
取得税とは、取得価格が50万円を超える自動車に課せられる税金のことです。
新車を購入するときにかかる諸費用の詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。
「洗車が楽になる」を勘違いしてはいけない
多くの人が間違っているのが「洗車が楽」ということです。
これ、コーティングをしたからといって、洗車をしなくてもいいわけじゃありませんからね。
洗車が楽というのは、汚れが落ちやすいから「洗剤を使わずに水洗いだけでいいよ!」ってことなんです。
こまめな洗車が欠かせない
実はコーティングを施したら、効果を保つためにマメに洗車しなくてはいけません。こまめなメンテナンスをしなかったら、当然コーティングの効果は薄れていきます。
具体的に何をしたらいいかというと、
- ボディが汚れたら早めに洗車
- 洗車後の水分は素早く拭き取る
- 雨が降ったら早めに洗車
- 虫の死骸、鳥の糞、鉄粉は放置しない
などです。
こう見ると、かなり気を使わなければなりません。ちょっと疲れそうですよね。
なので、大げさに言うとコーティングは、毎週末洗車をやるほど洗車が好きな人に向いています。
洗車をあまりしない人は、コーティングをする必要性は低いです。
こういったこともあり、コーティングで車が綺麗なのか、こまめな洗車のおかげで綺麗なのか、よくわからないところです。
コーティングは代用できる
私のメンテナンス方法になるのですが、月1回くらいの洗車のときに
- ボディはワックス
- ガラスはガラコ
で十分綺麗さを保っています。
ワックスは、カー用品店で売られている2,000円程度のもの。ガラコは800円くらいです。
時間と労力は使いますが、コーティング代に比べるとかなり出費を抑えられています。
もし今、「ワックスがけが面倒だなぁ」と思った人は、コーティングをしてもいいかもしれません。
コーティングもいいけど評価されるオプションもいい
コーティングしても悪くはないのですが、その費用があればサンルーフや本革シートなどのオプションも追加できます。
車に遊び心や高級感が出るので、こういったオプションにお金をかけても悪くないと思います。
コーティングで悩むのは、これらのオプションで悩むのと同じです。ここで色々言ってきましたが、結局あなたが欲しいと思ったら追加するのがベストです。
ただ、コーティングとサンルーフや本革シートの違いは、売却するときに評価されるかどうかです。
後者は「プラス査定」されるオプションですので、そういった側面で選ぶのも1つの方法です。
評価されやすいオプションについては、「メーカーオプションでプラス査定されやすい装備」でご紹介しています。
まとめ
コーティングはしないよりはした方がいいですが、無理してまでする必要はないかと思います。
結局、こまめなメンテナンス・洗車をしていれば、車はいつでも綺麗な状態を保てます。
以上のことをまとめますと、
- 週一でするほど洗車が好き
- お金が気にならない
- 効果を長持ちさせたい
といった人にコーティングは向いていると思います。