フロントガラスの傷・ヒビは査定に影響するの?
2016/06/11
飛び石でフロントガラスに傷・ヒビが入ってしまったら
- これが査定に影響するのか
- 修理した方がいいのか
といったことが気になると思います。
ここでは、フロントガラスの傷・ヒビが査定に影響するかについてご紹介しているので、参考にしてくださいね。
フロントガラスの傷やヒビは査定に影響するの?
フロントガラスの傷やヒビは、査定に大きく影響します。もちろん、マイナス評価です。
基本的に、フロントガラスに傷があると車検に通りません。修理するか交換する必要があります。
フロントガラスの修理費用
車種やフロントガラスの種類によりますが、2〜3mm程度の欠けたような傷は、樹脂で補修するリペアでさえ、約2万円ほどの修理費用がかかります。
500円玉よりも大きなヒビがある破損の場合は、ガラスの交換になり、ガラス代金と工賃を合わせて10万円前後の費用がかかります。
この分に近い額が査定価格に影響すると思っていてください。
フロントガラスの傷は、走行中の風圧、振動、温度差で広がる可能性もあることから、ボディの傷と比べて厳しくチェックされます。
フロントガラスの傷はマイナス20点
一般的に、査定は基本価格から加減点方式で査定価格を割り出されています。
点数は、1点=約1,000円となっています。
フロントガラスの場合、「飛び石による小さな傷」「ワイパーによる細かい傷」「修理の後が残っているもの」は、20点減点されます。
20点 × 1,000円 = 20,000円
ガラス交換の場合は、75点減点されます。
75点 × 1,000円 = 75,000円
実際は、JAAI(日本自動車査定協会)が設けた車のクラスによって加減点は多少変わりますが、おおよそこんな感じになります。
このように、フロントガラスの傷・ヒビは、大きく査定額に影響します。
修理して査定した方がいいの?
「売却のためだけ」なら、わざわざ修理しなくてもいいでしょう。おそらく、保険を使用する方が多いと思いますが、等級も下がってしまいますし。
なりより、直したところで修理費用にかかった代金以上の査定額が見込めません。
例えば、2万円払って修理したからといって、先ほどご紹介したようにマイナス評価を避けられるかわからないということです。
リペア修理は見てすぐわかるので、どの道マイナス評価を受ける傾向にあります。
なので、こういうときは、
- フロントガラスがいくらマイナスだったのか
- 修理後だと、いくらになるのか
を査定士さんに聞いてみることです。
査定は無料で見積もりを出してくれるので、いろいろ聞いてみるのが1番です。
ただ、売却するまでまだ時間があるという方は、安全確保のために修理することをおすすめします。
単純に、フロントガラスの傷・ヒビは危ないですので。
まとめ
フロントガラスの傷やヒビは、査定額に大きく影響します。マイナス評価を受けてしまうのは仕方ありません。
また、高額査定を狙ってわざわざ修理をするのはおすすめしません。
それよりもまずは、今の車の価格がいくらになるか見積もりを出してもらうことをおすすめします。