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車売るときに知っておきたいアレコレ

車の査定でチェックされる項目・ポイント!査定士が見るのはココ

      2016/10/22

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車を査定してもらうときに、どこを見られるのか気になりますよね。

買取専門店や査定士によって、査定基準にばらつきはありますが、一般的に査定時にチェックされる項目・ポイントをまとめました。

車の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

査定時に外装でチェックされるポイント

ボディ

一口にボディといってもチェック項目はいくつかあります。

ボディのキズやヘコミの有無と個数。汚れ具合。鍵穴やドアノブ周辺のキズ。天井部まで細かくチェックされます。

ボディのキズに関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

キズやヘコミは直してから査定してもらった方がいいの?

ボディカラー

人気があるカラーかどうかをチェックされます。日本では流行り廃りのない「ブラック」「ホワイト」「シルバー」が人気色です。

これらは、世代を問わず需要があるので査定額が高くなる傾向があります。赤や黄色などのカラーは、どうしても好みが分かれますからね。

車を買い替えるときは、売却のことを考えて人気があるカラーから選ぶといった選択もありですよ!

ドア・ウインドーの動作

パワーウインドがぎこちない動きをしないか、ドアの開閉時に変な音がしないかなどをチェックされます。

ランプ類

ヘッドライト、テールランプ、ウインカー類がしっかり点灯するかをチェックされます。また、黄ばみや割れていなかもチェックされます。

ガラス類

フロント、リア、サイドのガラスをチェックされます。走っていたら小石が当たってヒビやキズがつくことがありますので。

足回り(サスペンション)

車高が規定通りで、走行に支障がないかをチェックされます。車高の高低の改造は、買取業者によってはプラス査定してくれる場合もあります。

タイヤ・スペアタイヤ

タイヤは、溝の残り具合、ひび割れ、スペアタイヤの有無をチェックされます。

新品のタイヤは、溝が約7〜8mmm深さがあり、5mm以上残っていれば比較的新しいと判断されプラス査定になります。

反対に、スリップサインが出る1.6mm未満の場合は、マイナス査定になることが多いです。

ホイール

ホイールは、キズ付きやすく、ブレーキダストで汚れたものは簡単に落ちないので、状態の良さをチェックされます。

社外品のアルミホイールの場合は、プラス査定になる傾向が高いです。

サンルーフ

サンルーフがついているかどうか、動作に問題がないかをチェックされます。サンルーフは、ついているだけでプラス査定になることがあります。

査定時に内装でチェックされるポイント

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シート・フロアマット

内装の汚れは細かくチェックされます。シミ、タバコの焦げあとなどがあれば、査定に響いてきますので、普段から綺麗に乗っていたいところです。

ちなみに、革シートの場合はプラス査定になることがあります。

オーディオ・スピーカー・カーナビ

オーディオ類の動作確認、スピーカーが割れていないか、純正品なのか社外品なのかをチェックされます。

特に、ナビに関してはHDD搭載の最新モデルの場合はプラス査定になります。

メーター類

メーカーや車種によって異なりますが、以下のメーター類がチェックされます。

スピードメーター、タコメーター、燃料系、トリップメーター、リセットボタン、水温系、シフトレバー位置表示など。

エンジンスターター

エンジンをかけるときに、鍵を差し込んでかけるタイプなのか、軌道ボタンでかけるタイプなのかをチェックされます。

また、ドアをロックしたときに音が鳴る「アンサーバック機能」の有無もチェックされます。

走行距離

何キロ走っているかをチェックされます。一般財団法人日本自動車査定協会が定めた、1年間で1万km走行しているかを目安にしています。

この基準から大きくかけ離れていたら、マイナス査定になることがあります。

その他の付属品

車検証、取扱説明書、整備記録簿、スペアキーなど、購入時に付いていた付属品の有無もチェックされます。

スペックもチェックされるポイント

同じ車でもグレードによって内装が変わります。また、年式などによって人気が変わってくるので、これもチェックされます。

もちろん、グレードが高い方が高評価になります。

外装・内装でチェックされる項目一覧

外装

  • ボディのキズ、ヘコミ
  • ボディカラー
  • ドア、ウインドーの動作
  • ヘッドライト、テールランプ、ウインカーなどのランプ類
  • フロント、リア、サイドのガラス類
  • 足回りの状態
  • タイヤの溝。スペアタイヤの有無
  • ホイール
  • サンルーフ

内装

  • シート・フロアマットの状態
  • オーディオ、スピーカー、カーナビの動作
  • メーター類の動作
  • エンジンスターター
  • 走行距離

エンジン周りもチェックされる

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エンジンは、言わば車の心臓です。エンジン、オイル、プラグの状態、バッテリー、タイミングベルトなどの状態をチェックされます。

また、エンジンはオーバーホールをしたり、載せ替えた場合はプラス査定されることがあるので、申告することをおすすめします。

CHECK
オーバーホールとは、一度部品単位まで分解して清掃し、もう一度組み立てることです。

修復歴(事故歴)もチェックされる

修復歴の有無は、車の価値に大きく関わる部分です。

加害者、被害者に関わらず、修復歴があるかどうかをチェックされます。もし、修復歴があれば大幅に査定額が下がってしまいます。

あなたは、中古車を買うときに「修復歴有り」という項目を見たことがありませんか?

これが書かれてあると、

  • 事故の度合いの不透明さ
  • 修復はちゃんとされているのか

といった不安から、どうしても敬遠されるため査定額が下がるのは仕方ありません。

また、修復歴があるのに「無い」と申告するのは、告知義務違反(買取査定規約にほぼ書かれています)になるので嘘はつかない方がいいですよ。

後々、トラブルになって面倒になる恐れがあります。査定士さんに聞かれたときは、正直に申告しましょう。

まとめ

上記で紹介したチェック項目などから査定されます。もし、査定額アップを狙って、タイヤ交換やキズの修理を考えているのであればおすすめはしません。

修復費用の方が高くつきますので、複数の業者に査定してもらい、1番高く査定額を提示してくれたところに売ることをおすすめします。

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