査定後に車を傷つけた場合はどうしたらいいの?
査定も終わり、売買契約も結んで、あとは車を引き渡すだけ!
…だったはずなのに、引き渡しまでの間にうっかり車をぶつけてしまうことは、よくあるトラブルの1つです。
ここでは、査定後に車を傷つけたときの対処法をご紹介しているので参考にしてくださいね。
査定後に車を傷つけたときの対処法
査定後に傷をつけてしまった場合、すぐに買取専門店に相談してください。
このとき、どの部分に傷をつけたのか、傷の深さ、傷の長さなど「キズの状態」をしっかり伝えられるようにすることです。
浅く小さな傷の場合だと、コンパウンド(研磨剤)で磨けば消えるので、「問題ないですよ」と了承してくれることもあります。
もちろん、車の状態を変えてしまっているのでマイナス査定になることもあります。
ガリガリいってしまった深いキズの場合だと、マイナス査定は避けらません。また、再査定してもらうことになるので、対応は早い方がいいです。
引き渡し当日に相談でもいいの?
いいえ、傷つけてしまったらその日に相談した方がいいです。再査定になるなら時間もかかりますので。
ただ、引き渡し当日になって傷つけてしまったら仕方ありません。その場合もすぐに相談してみてください。
やっちゃいけないこと
やっちゃいけないことは、単純に「隠し通そうとすること」です。つい、隠したくなる気持ちもわかりますがNGです。
車は引き渡したあともチェックされますのでバレます。引き渡したあとに傷が見つかれば、トラブルの原因になってしまいます。
傷はメーカーに持参して修理した方がいいの?
傷の修理はおすすめしません。修理代の方が高くつくことが圧倒的に多いです。
たとえば、傷つけてしまった減額が4万円だったとします。一方、メーカーや板金で修理をしたもらったら5万円の修理費用がかかったとします。
この場合、そのままの状態で売却した方が、手元に残るお金は多いですよね。
ただし、修理代ほどの減額がやむを得ない場合、修理をして当初の契約書通りの価格で話が進むケースもあります。
キャンセルは可能?
減額を告げられたら、もしかしたら気が変わることもあると思います。
そういったときでも、キャンセルできる場合が多いです。非常に言いづらい雰囲気になるとは思いますが、売りたくなくなったなら相談してみてください。
納得して売るのが、あなたにとっても愛車にとっても1番です。
ただし、売買契約を結んでしまっているので、買取店によってはキャンセル料が発生するかもしれません。
他の買取専門店に査定してもらうのはあり?
売買契約をキャンセルできたら問題ありません。まだ契約が残っているのに、他の買取店に査定してもらうのはNGです。
まとめ
査定後に車を傷つけてしまった場合は、速やかに担当してもらった方に相談するのがベストな選択です。
隠し通すのは、間違いなくバレるのでダメです。また、傷によるマイナス査定になることは、悔しいですが仕方ないと割り切るしかないところです。