車のグレードの選び方。4つのポイントでチェック!
2018/06/03
車のグレードって、種類が多くてわかりづらいですよね。
いろいろあり過ぎて、どのグレードにしたらいいか迷うと思います。
ここでは、車のグレードの選び方をご紹介しているので参考にしてくださいね。
車のグレードは4つ
まず知っておいて欲しいのが、グレードの種類です。車種にもよりますが、車のグレードは大きく4つに分けられます。
- 限定グレード
- 上位グレード
- 標準グレード
- 下位グレード
限定グレードとは、新車発売から2〜3年経つと発売される「特別仕様車」のことです。
特別仕様車は、売り上げが落ちてきた車の販売を促進するためのグレードで、新色が追加されたり、装備がてんこ盛りなのに価格がおさえられたりしています。
「これもあれも付けてこのお値段、どうですか!?」
みたいな車なので、お買い得なグレードになっています。
では、これらのグレードをどう選ぶか解説していきますね。
車のグレードの選び方
車のグレードを決めるときのポイントは、以下の4つです。
- 必要な装備を確認する
- 見た目の好みを見る
- 内装のこだわりを見る
- 駆動方式を確認する
必要な装備を確認する
1つ目のポイントは、車に付いていて欲しい装備があるかです。
たとえば、「子どもがまだ小さいから両側スライドドアが欲しい」「ペーパードライバーだから運転支援システムが欲しい」といった感じです。
要は、はっきりとした車の用途があるかの確認です。
高機能な装備は、上位グレードに初めから備わっていることが多いので、用途がはっきりしているなら上位グレードを選ぶことになります。
下位グレードにオプションで追加することもできますが、個別に追加するよりも割安な価格設定になっています。
見た目の好みを見る
2つ目のポイントは、外装の見た目に好みがあるかです。
見た目って重要ですよね?ここはあまり妥協しないことをおすすめします。
車はグレードによって装備が変わるので、上位グレードになるほどデザインが豪華になります。
グレードによって見た目がどう違うか、トヨタの人気のミニバン「ノア」でチェックしたいと思います。
比較するのは、上位グレード(Si)と標準グレード(X)です。
フロントは、グリルやフォグランプなどの違いがあります。タイヤのホイールも、スチール(樹脂)とアルミの差があります。
リア(後ろ)は、バンパーやスポイラー(最上部のパーツ)などの違いがあります。
好みではありますが、上位グレードの方がスタイリッシュと感じませんでしたか?
ノアのようにどの車種もグレードによって多少差があるので、しっかり吟味してくださいね。
内装のこだわりを見る
3つ目のポイントは、内装に好みがあるかです。
外装と同じで、内装もグレードによって豪華さが変わります。
たとえば、上位グレードはシフトレバーやハンドルが本革だったり、
エアコンのコントロールパネルの素材が違ったり、
キーレスがスマートエントリーシステムになったりします。
簡単に言うと、内装に「高級感を求めるか」が決め手になってきます。安っぽい見た目が嫌なら、上位グレード一択です。
駆動方式を確認する
4つ目のポイントは、駆動方式です。
タイヤを2つ駆動させる2WDがいいのか、4つ駆動させる4WDがいいのかです。
この場合は消去法で、4WDの走りを求めるかどうかで選ぶと手っ取り早いです。
たとえば、雪道や山道を走行することがあるなら、4WDの方が困りません。
反対に、普段は街乗り、通勤、買い物くらいしか乗らないなら、4WDである必要がないので2WDになります。
グレードによって4WDが無い場合もあるので、4WDがいいなら必然的にグレードが決まってきます。
全くこだわりがないときはどのグレードがいい?
装備、見た目、内装、駆動方式、全てこだわりがないときもありますよね。そういうときは標準グレードを選んでおいていいと思います。
もしくは、次の車に何年乗る予定ですか?
5年以内で買い替える予定なら、上位グレードを選択するものアリです。というのも、上位グレードの方が査定額がいいので、高く売れる傾向にあります。
次の車を10年以上乗って、乗り潰す気で購入するなら標準グレードでもいいと思います。さすがに10年以上経てば、上位グレードでも高額な査定額は期待できません。
もちろん、コスパを重視するなら下位グレードでも構いません。
まとめ
車のグレードの選び方は、以下の4つのポイントにこだわりがあるかで決められます。
- 必要な装備があるか
- 見た目の好みがあるか
- 内装に高級感を求めるか
- 4WDの走りを求めるか
上記のどれかにこだわりがあれば、自然とあなたが欲しいグレードが決まってくるはずです。
もし何もこだわりがなければ、標準グレードにするか、何年乗るかで考えてみるとグレードを選びやすいと思います。
*画像はTOYOTAより引用