車はあまり乗らないのも良くない?それなら手放した方がお得かも
2020/04/05
普段からあまり車に乗らないという方もいると思います。
実はこれ、車にとって良くありません。動かなくなることもありますし、部品を交換しないといけなくなることもあります。
ここでは、ほとんど車に乗らなかったらどういった悪影響があるのかをご紹介しているので、参考にしてくださいね。
あまり車に乗らない悪影響
バッテリーが上がる
まず1番に挙げられるのが、バッテリー上がりです。
バッテリーの電気は自然放電しているので、1ヶ月に2、3回しか乗らなかったり、1〜2ヶ月放置していたらバッテリーが上がってしまいます。
バッテリーによって寿命が違い、古いバッテリーだともっと早いこともあります。これを回避するには、運転をして充電してあげる必要があります。
車のバッテリーはエンジンの回転数を利用して充電される仕組みになっています!
ただし、アイドリング状態(停止してエンジンをかけるだけ)では回転数が低いので、充電するには不十分です。
バッテリーを充電するには、エンジンの回転数が1,500以上がいいとされています。
タイヤがヒビ割れする
あまり車に乗らないと、常に同じ箇所に負荷がかかるので、タイヤの横の部分がヒビ割れすることがあります。
タイヤの溝があったとしても、ヒビ割れしたらもう使いものにはなりません。いつパンクするかわからない状態なので危険です。
オイルが乾くことも
長期間エンジンをかけないと、オイルが循環しないので乾いてしまうこともあります。
その状態でエンジンを始動させると、当然エンジンに負担がかかります。このことを「ドライスタート」なんて呼んだりします。
また、サビが発生する最悪のケースもあります。
ここまで代表的な悪影響をご紹介してきましたが、これ以外にも細かいパーツの劣化などがいくつもあります。
なので、ほとんど車に乗らないのは、あまり好ましいことではないんです。
あまり乗らないなら手放した方がお得かも
車は便利なアイテムですが、乗らないならただの金食い虫です。
持っているだけで、以下のような維持費がかかっています。改めて、もう一度確認してみてください。
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険料
- 自動車保険料(任意)
- 車検代
- ガソリン代
- 駐車場代
目安として、軽自動車の維持費は年間で20万円ほどかかり、1ヶ月に約16,000円かかります。
1,500ccの普通車の場合は、年間で27万円ほどかかり、1ヶ月に約22,500円ほどかかります。
維持費の内訳は以下の記事でご紹介しています。
ほとんど乗らないのに、これだけの維持費を払うのは正直もったいないのでは?…と私は思います。
年間で20万円節約できたら、5年で100万円です。欲しいものを購入したり海外旅行にも出かけられそうですよね。老後の蓄えにもなります。
なので、思い切って車を売却するのも1つなのではないでしょうか。
車が無くても、お出かけするときは1日6,000円程度でレンタカーを借りることもできます。最近はカーシェアリングサービスも充実してきています。
もし悩むようであれば、一括査定サービス(無料)を使って、現時点の査定額を参考にしてみるのもおすすめです。思わぬ高額査定が出るかもしれませんよ。
維持費を抑えたいなら
いろいろ考えてみて、「やっぱり車を手放すのは厳しいかな」と思うこともあると思います。
それでも全然良いと思うのですが、やっぱり乗らないのに高い維持費を払い続けるのは嫌ですよね?
税金やガソリン代などは安くできませんが、維持費の中でも「任意保険」なら安くできることがあります。
あまり車に乗らないということは、年間の走行距離が少ないはずですので、安い保険プランがあるかもしれません。
保険料は保険会社によって様々なので、見直すだけで数万円も安くなることがあります。
安い保険料は一括見積もりサービスから見つけることができるので、見直したい方は試してみてください。
まとめ
ほとんど車に乗らないと、
- バッテリーが上がる
- タイヤが劣化する
- オイルが乾く
といったことが起こる可能性があります。
車にとって決して良い影響ではありません。それなのに、メンテナンス代や維持費がかかります。
お金がもったいないなーと思う方は、本当に車が必要かどうかしっかり考えてみてくださいね。