高く売れる車の色(ボディカラー)は3色!1番人気は白?黒?
2016/10/22
車を売却するときに、ボディカラーで査定額が変わることがあります。同じ車なのに、査定額に違いがあるのは不思議ですよね。
これを知っているだけで、次の車を購入するときに役立つと思います。
ここでは、高く売れる車の色(ボディカラー)をご紹介しているので、参考にしてくださいね。
高く売れる車の色
高く売れる車の色は、
- ホワイト系
- ブラック系
- シルバー系
の3色です。
何の意外性も無かったと思いますが、この3つのカラーだと売却するときにプラス査定になることがあるんです。
なぜ黒・白・シルバーが高く売れるの?
数ある色の中で、この3色はかなり無難です。街中でも頻繁に見かける色ですよね。
しかし、無難だからこそ幅広い年代の方に需要があるんです。良く言えば、定番カラーということですね。
あなたが売却した車は、オークションにかけられ、次のオーナーの元へと行きます。
このとき、無難な色だと新しい買い手が見つかりやすいことから、必然的に査定額が高くなります。
また、日本車は海外でも人気があります。ブラピやジョージ・クルーニーといった海外セレブも愛用するぐらいです。
ホワイト、ブラック、シルバー系だと、海外に輸出されたときに需要があるのも高く売れる要因の1つです。
世界で人気があるカラー
2015年、大手コーティング会社のアクサルタが、世界の自動車人気色ランキングを発表しています。
世界の自動車人気色ランキング
- 1位:ホワイト/ホワイトパール(35%)
- 2位:ブラック/ブラックエフェクト(18%)
- 3位:シルバー(13%)
- 4位:グレー(10%)
- 5位:レッド(7%)
- 6位:ブルー(6%)
- 7位:ブラウン/ベージュ(6%)
- 8位:グリーン(2%)
- 9位:イエロー/ゴールド(2%)
- 10位:その他(2%)
ちなみに、日本の人気色ランキングは以下。
日本の自動車人気色ランキング
- 1位:ホワイト/ホワイトパール(33%)
- 2位:ブラック/ブラックエフェクト(20%)
- 3位:シルバー(15%)
- 4位:ブルー(9%)
- 5位:レッド(7%)
- 6位:その他(7 %)
- 7位: グレイ(5%)
- 8位:ブラウン/ベージュ(4%)
- 9位:イエロー/ゴールド(1%)
- 10位:グリーン(1%)
出典:Axalta Global Automotive 2015 Color Popularity Report
ホワイト、ブラック、シルバーの人気は、世界でも共通ですね。全体の61%を占めています。
高く売れない色は?
先ほどの人気色ランキングでもわかるように、
- 赤
- 青
- 黄色
- オレンジ
- 緑
- ピンク
といった、やたら目立つ色は人気が無いですね。
なので、これらの色の車は、プラス査定を期待できません。
自分が好きな色の車を乗るのが1番ですが、売却時のことを考えるなら、人気カラーから選ぶことも視野に入れて悪くないと思います。
CHECK
ボディカラーは、中古車の評価につながる大事な項目の1つ
人気がない色でも高く売れるケースもある
例外ですが、赤や青といった色でも高く売れる場合もあります。
たとえば、フェラーリと言ったら何色を思いつきますか?おそらく、赤いフェラーリが頭に浮かんだと思います。
このように、定着したイメージカラーがある車は、そちらの方が査定額が高くなることがあります。
他にも、限定カラーなども査定額が高くなる傾向にあります。日本人は、「限定」という言葉に弱いですからね。
まとめ
車を売却するときに高く売れる色は、ホワイト、ブラック、シルバー系の3色です。この3色は、無難なので中古車でも需要が高い色になります。
高額査定を狙って、わざわざボディを人気色に全塗装する人はいないと思いますが、あまり意味がないのでやめた方がいいですよ。