自動車税納税証明書を紛失しても売却できる?再発行の仕方
2016/10/22
「車を売却しようと思ったけど自動車税納税証明書が無い」
なんてことが起こっていませんか?
大切に保管しておかないといけないのに、紛失しやすいのが「自動車税納税証明書」です。
ここでは、自動車税納税証明書を紛失したときの売却について、再発行の仕方をご紹介しているので参考にしてくださいね。
自動車税納税証明書を紛失したけど売却できる?
この場合は、売却できません。
車を売却するときは、
- 自動車税納税証明書
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
この4つが必ず必要になります。普通自動車を売却するときは、さらに印鑑登録証明書も必要になります。
車検証・自賠責保険証明書、リサイクル券は、3つセットでダッシュボードに入っているはずです。
それに対し、自動車税納税証明書はサイズも小さいですし、コンビニで払った後レシートと一緒に捨ててしまった、といったケースはよくあることです。
ただ、納税証明書は再発行手続きを行えば、何の問題もなく売却できるので安心してください。
自動車税納税証明書を再発行する方法
納税証明書を再発行するとき、
- 普通自動車は「県税」
- 軽自動車は「市町村税」
になり、管轄が違うので再発行してもらう場所が違います。それぞれ説明していきますね。
自動車税納税証明書を再発行するとき
普通車の場合は、各県税事務所で再発行してもらえます。手数料は無料です。
あなたが住んでいる自治体のホームページに情報があると思うので、「地域名 + 県税事務所」で検索すると出てきます。
もしくは、運輸支局に併設されている税事務所でも再発行してもらえます。
軽自動車税納税証明書を再発行するとき
軽自動車の場合は、各市町村役所の税務課で再発行してもらえます。こちらも手数料は無料です。
再発行に必要なもの
自動車税納税証明書を再発行するときに必要なものは、
- 車検証
- 印鑑
- 身分証明書(求められない場合もあります)
です。
これが無いと再発行手続きが行えないので、忘れないように注意してくださいね。
再発行手続きの注意点
もし、あなたが納税後に引っ越して住所が変わった場合、納税した旧住所を管轄する税事務所・役所に申請しなくてはいけません。
近くなら出向いてもいいですが、各ホームページに申請書のフォーマットがあるので、郵便での再発行も可能です。
必要事項を記入し、車検証のコピー、返信用封筒(住所・郵便番号・氏名を記入し、切手を貼る)を同封し、郵送したら再発行してもらえます。
買取店が再発行を代行してくれるケースもある
車を売却するとき、納税所を紛失したことを事前に相手に相談しておけば、業者側で再発行手続きを代行してくれるところもあります。
ただし、自分で行えばお金はかかりませんが、いくらか手数料がかかります。なので、この辺も込みで相談してみてください。
CHECK
自分でやるのが面倒なら、業者に頼んだ方が良いかも!
自動車税納税証明書を無くさないための工夫
私がやっていることなのですが、納税証明書は車検証と一緒にダッシュボードの中で保管しています。
車検証・自賠責保険証明書、リサイクル券・納税証明書を4つセットにしているわけです。
これをやって、どこに保管したか忘れることが無くなりました。
売却するときに自動車税納税証明書が必要な理由
これは、トラブルを防ぐためですね。
自動車税が納税されていない車は、車検を受けられないようになっています。
ですので、次の車のオーナーが未納分を納めなければいけないようになります。本来は、売却するときに所有していた人に課せられる税金をです。
そうなったら「なんで他人の分の税金まで納めなきゃいけないんだ!」となりますよね。
このような面倒を避けるために、納税証明書の確認が必須になっています。
まとめ
車を売却する際、自動車税納税証明書が無いままだとできません。なので、再発行手続きを行う必要があります。
再発行は手数料無料で、各税事務所・役所で簡単にできます。次な無くさないように気をつけてくださいね。