車の査定額はいつまで有効?どれぐらいの期間で売却した方がいいのか
2016/10/22
車を査定してもらっても、当日に売却の契約を結ばなくても構いません。ただ、提示された査定額がいつまで有効なのか気になりますよね。
ここでは、車の査定額の有効期限についてご紹介しているので、参考にしてくださいね。
車の査定額はいつまで有効なの?
査定額の有効期限は、およそ1週間〜10日ほどです。この間に、売却するかしないか決めなければいけません。
なので、複数社に査定を依頼するときは、なるべく日程を詰めておかないと査定額を比較したり、売却を悩んだりする時間が少なくなります。
各買取専門店によって対応は違いますが、「今日(査定日)から○日後までなら、今回の査定額で買い取ります」と伝えてくれるケースもあります。
なぜ査定額に有効期限があるの?
私たちが売却した車は、ほとんどオートオークションに出品され、そこで売買が行われています。
CHECK
オートオークションとは、自動車の競り市場のこと。
査定額は、このオートオークションで落札されている相場価格を参考にして決められているのですが、毎日のように価格が変動しています。
今日の車の価格が1ヶ月後には何十万も違う、というようなケースも珍しくありません。
こういう理由から、査定額には有効期限があるんです。
オークションで価格が変動するわけは、
- 時期によるもの
- 新型モデルの情報の発表によるもの
など様々ですね。
極端な話、あなたの車のフルモデルチェンジが発表されたら、次の日には価格が20万円も下がったりするような世界です。
いろんな影響を受けて日々変動するのですが、時間が経てば車の価値は下がっていくばかりです。
車を売るタイミングは悩むかもしれませんが、早く売った方が価値が下がらずに済みます。
査定してもらって1週間以上過ぎたらどうなるの?
有効期限が切れた場合、もう一度査定してもらうことになります。
車を査定してもらうのは無料なので、損をすることはありませんが、時間をロスしてしまうのがもったいないかと思います。
1社に査定してもらうのに約30分はかかりますし、複数社に査定してもらったらなおさらです。
なので、なるべく査定額に折り合いが付いたのなら、売却することをおすすめします。
また、期間をあけてもう一度査定してもらったら、最初に査定をしてもらったときの査定額よりも低くなることは十分ありえます。
査定額が下がる理由は、先ほど説明した通りです。一括査定でよくあるトラブルの1つですので注意してくださいね。
当日に売却を決めた方が高くなるケースもある
買取専門店には、査定当日に売却する意思があることを伝えた方が、査定額が高くなる傾向にあります。
オークション相場の変動を考慮せずに済むのと、買取専門店はできれば売却してほしいため、早く売却してくれる人には高めに査定額を提示することがあるんです。
スーパーの売れ残り商品の値引きとは間逆で、「売ってくれるなら高くしておくよ!」みたいな感じです。
つまり、思いもよらない査定額が期待できるということです。
まとめ
提示された車の査定額の有効期限は、1週間〜10日ほどです。中古車の価格はすぐに変動するため、仕方がないことです。
なので、1ヶ月も2ヶ月も先に売却を考えているなら、査定してもらうのはちょっと早いかもしれません。車の売却は計画的に。