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自社ローンとは?メリット・デメリット・利用はありなのかを解説

   

「自社ローンって何?」
「普通の自動車ローンと何が違うの?」
「メリットやデメリットは何があるの?」

こんなことで悩んでいませんか?

中古車をローンで購入するときに利用できる自社ローンですが、いまいち何なのかわかりませんよね。

ここでは、自社ローンがどんなローンなのかとメリット、デメリットなどをご紹介しています。これから中古車をローンで購入しようと思っている方は参考にしてくださいね。

この記事でわかること

  1. 自社ローンの意味や仕組み
  2. 自社ローンの3つのメリット
  3. 自社ローンの2つのデメリット
  4. どんな人が自社ローンを利用しているのか
  5. 自社ローンの利用は有りか無しか
  6. 自社ローン対応店の探し方

自社ローンとは?

簡単に言いますと、中古車を販売しているお店(会社)が提供しているのローンのことです。

通常の自動車ローンは銀行や信販会社の審査を受け、通ればそこが分割払いを受け付けてくれます。

しかし、自社ローンの場合は銀行や信販会社を通しません。独自の審査基準を設けており、販売店側がOKと判断すれば分割払いを受け付けてくれます。

支払い回数と限度額に差がある

自社ローンは返済期間が短く、支払い回数が12〜24回までが一般的です。

自動車ローンの場合は、金融機関によって違いますが最長で120回(10年)まで受け付けています。

>>車のローンは何年で組む?最長年数は?

また、限度額にも差があります。自社ローンの場合は100万円程度までとなっており、あまり大きな金額のローンは受け付けていません。

なぜ限度額が低いかというと、銀行と資本が違うので、高額だと販売店側はリスクがデカイと考えているからです。

自動車ローンは基本的に年収によって上限が決まるため、500万円でも1,000万円でも受け付けています。

自社ローンのメリット

メリットは以下の3つがあります。

  • 審査に通りやすい
  • 金利が0%
  • 審査結果が早い

審査に通りやすい

自社ローンの審査は、マイカーローンやディーラーローンと比べると、かなり通りやすくなっています。

ぶっちゃけ、ブラックリストに載っている人でもほぼ通ります。販売店が基準なので、OKと判断されればOKなんです。

金利が0%

自動車ローンの金利相場が2〜8%なのに対し、自社ローンはまさかの金利0%なんです。

これには理由があり、金利を適用するには賃貸業の資格が必要なんですけど、自社ローンを提供している販売店は資格を持っていないからです。

なので、「金利0%です!」と宣伝している販売店がありますが、本当は0%にせざるを得ない状況です。

審査結果が早い

自社ローンは審査結果がとにかく早い。自動車ローンは審査結果がわかるまで2週から〜1ヶ月ほどかかりますが、自社ローンは早ければ当日で結果がわかります。

自動車ローンのように1ヶ月も待たされることは、ほぼありません。審査結果を待っている間はドキドキするものなので嬉しいスピード感です。

自社ローンのデメリット

デメリットは以下の2つがあります。

  • 保証人がいる
  • 車両価格が高め

保証人がいる

自社ローンは、親・兄弟などの親族を保証人として求められるケースが多いです。

ブラックリストに載るような信用度が低い人でも受け入れているので、踏み倒されないようにするための対策の一つです。

車のローンを組むくらいで保証人を立てないといけないのは、ちょっと面倒くさいですよね。自動車ローンの場合は基本的に保証人は求められません。

車両価格が高め

先ほど自社ローンは金利0%と言いましたが、その分実は車両価格が高めに設定されています。相場より数十万円高いです。

金利を適用できない代わりに、ここで利益を産もうという狙いです。

自社ローンを利用するのはありなのか?

個人的な意見になりますが、私は自社ローンを利用しません。

自社ローンは、通常の自動車ローンを利用できなかった人が利用しているローンです。要は、最後に行き着くところ。

どんな人が利用しているかというと、

  • クレジットカードやローンを滞納し、ブラックリストに載っている人
  • 自己破産した人
  • 勤続年数が短いのが原因で自動車ローンを組めない人
  • アルバイト・パートなどで働いている人
  • 学生
  • 無職・無収入者
  • 年金受給者

一例ですがこのような人が主に利用しています。

良く言えばブラックな人を救うようなポジションなので、審査も緩いんです。その代わり、車の価格はやや高め。

もし私が友人から自社ローンを組もうかどうか相談されたら「初っ端から自社ローンはやめとけ!」と言います。

自動車ローンにも様々な種類があるため、審査に通りやすいローンもあります。

>>車のローンの種類。メリット・デメリットを比較

結論としましては、自動車ローンを利用できるなら自動車ローンにする。自動車ローンが利用できないなら自社ローンに頼るといった感じです。

CHECK
最近は携帯電話料金の支払いが滞納したらブラック扱いになり、自動車ローンに通らない場合があります。身近でよく起こるケースなので注意してくださいね。

自社ローンは取り立てが怖いって噂は本当?

「ローンを返済する」という当たり前の義務を怠ったら、販売店側が何かしらのアクションを起こすのは当然です。

取り立てが怖いかどうかは店によるので一概には答えられません。

ただ、こんな意見もあります。

自社ローン店で勤務しています。

(中略)

基本、家に押しかけることはあまりしません、何故ならそのために社員2人が、家にいるかどうかもわからないのに出かけていって、無駄足になることが多いからです。

近ければいいけど高速使って2人出かけていって、ポストに手紙いれて帰ってくるとかもうね・・・やってられませんよ。

出典:yahoo知恵袋

今は情報社会ですので、悪い店の噂はネットを通じてすぐ広まります。

企業の生き残りを考えたら、変な噂が立つのは避けたいはずですので、厳しい取り立てをするのは考えにくいと思います。

自社ローン対応店の探し方

探し方は簡単です。

カーセンサーやグーネットなどで、フリーワードの検索窓に「自社ローン」と入力して検索すれば、全国の自社ローン対応店を探せます。

まとめ

自社ローンとは、中古車販売店が銀行や信販会社を通さずに分割払いを受け付けているローンのことです。

メリットは以下の通り。

  • 審査に通りやすい
  • 金利が0%
  • 審査結果が早い

デメリットは以下の通り。

  • 保証人がいる
  • 車両価格が高め

利用するのは自由ですが、個人的にはおすすめしません。通常の自動車ローンを利用できなかった場合に利用するのがいいかと思います。

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