決断するときに役立つ！車を手放すメリット7個
2017/02/07
車をこのまま維持していくか迷っていませんか？
地方だと車は必須ですが、都会暮らしなら車が無くても生活に困らない、という人は多いです。
好きなときに乗れなくなるデメリットはありますが、悪いことばかりではありません。
ここでは、車を手放すメリットをご紹介しているので参考にしてくださいね。
車を手放したときのメリット7個
「お金絡み」のメリットが軸になってきますが、それ以外にもあります。
- 必ずかかる維持費を節約できる
- 駐車場代を節約できる
- 2年に1度の車検代を節約できる
- 故障したときの修理代がかからなくなる
- 洗車をしなくてもよくなる
- 事故を起こすリスクを回避できる
- 運動不足の解消につながる
それぞれ解説していきたいと思います。
必ずかかる維持費を節約できる
車を手放したときの最大のメリットが「節約できること」です。
節約できるのは、自動車税、自賠責保険料、重量税、自動車保険料（任意保険）、ガソリン代など、もろもろの維持費です。
これらはどんな人でも毎年かかるので、確実に節約できる部分でもあります。
軽自動車の場合で、1年間でどれくらいの維持費を節約できるというと、
| 維持費の種類 | 金額 | 備考 |
| 軽自動車税 | 10,800円 | 毎年 |
| 自賠責保険料 | 13,185円 | 2年分÷2 |
| 重量税 | 3,300円 | 2年分÷2 |
| 自動車保険料 | 60,000円 | 1ヶ月5,000円と仮定 |
| ガソリン代 | 60,000円 | 1リットル120円/年間1万km走行と仮定 |
| 合計 | 147,285円 | 高っ！ |
くらいになります。燃費は20km/Lで計算しています。
節約できる金額は約15万円になりますが、メンテナンス代など乗り続けたら掛かってくる諸費用が含まれていませんので、実際はもう少し高くなります。
普通車ならプラス10万円ほどなので、年間で約30万円の節約になります。
どちらにしても家計には大きいですよね。通帳を見たらニヤニヤするようになるかもしれません。
年間で1万kmも走行していない方は、はっきり言って車を所有しているともったいないです。
駐車場代を節約できる
駐車場もバカにできません。毎月当たり前のように駐車場代を支払っていますよね。
都会だと毎月1〜5万円はかかります。なので、低く見積もっても年間で12万円の節約ができます。
毎年新品の冷蔵庫が買えそうですね。
2年に1度の車検代を節約できる
軽自動車の車検代の相場が約80,000円、普通車が約100,000円です。
何も故障がなかったとしたら、1年換算で4〜5万円ほど節約できます。
ということは、先ほどの節約できる金額に駐車場代と車検代まで加味したら
- 軽自動車で約32万円
- 普通車で約47万円
も節約できます。
車を手放しても生活できそうなら、1度真剣に考えた方がいい額です。たまにしか車に乗らないならレンタカーでも十分事足ります。
たとえば、小型のレンタカーを12時間借りると、補償代と合わせても5,000円ほどです。
月に2回のペースで借りたとしても年間で12万円。それでも車を手放す前と比べたら、少なくても20万円は手元に残ります。
故障したときの修理代がかからなくなる
車は消耗品なので、乗り続けていけば故障は付きものです。今は大丈夫かもしれませんが、1年後、半年後もちゃんと走行できる保証はありません。
軽度な故障なら修理代も安く済みますが、エンジントラブルやオイル漏れなどが生じると10万円以上の修理代が必要になってきます。
車を手放したら、こういった予測できない出費の心配が要らなくなるメリットもあります。
洗車をしなくてもよくなる
細かいことですが、こういったメリットもあります。自分で洗車するにしても、スタンドなどで洗車してもらうにしても時間がかかります。
車を手放せば、車の汚れを気にすることすら無くなります。
事故を起こすリスクを回避できる
車に乗れば必ずつきまとうリスクが「事故」です。たった一瞬の判断ミスで事故を引き起こしている人は大勢います。
交通事故総合分析センターの集計によると、2016年の事故発生件数は49万9,232件です。負傷者は61万7,931人。
毎日1,000件以上の事故が起きているので、運転するのは怖いものです。
車を手放せば、お金以外に事故のリスクを回避できるメリットもあります。
運動不足の解消につながる
車が無くなったら自分の足でどうにかこうにか動くものです。
私は車を保有していない時期があったのですが、そのときは歩いたり自転車に乗ったりよくしていました。
電車を使うにしても駅まで徒歩になるので、すぐ車に乗る生活よりも運動不足感は少なかったです。
なので、車を手放せば健康を手に入れられることにもつながるわけです。
まとめ
車を手放したときのメリットは、
- 必ずかかる維持費を節約できる
- 駐車場代を節約できる
- 2年に1度の車検代を節約できる
- 故障したときの修理代がかからなくなる
- 洗車をしなくてもよくなる
- 事故を起こすリスクを回避できる
- 運動不足の解消につながる
などがあります。
車が無くなれば多少不便にもなると思いますが、手放したときのメリットと比較すると、どちらが自分の生活に合っているか考えられます。
いろいろ言ってきましたが、「お金」を取るか「利便性」を取るかで考えたらわかりやすいと思います。